斟酌の語源・由来
斟酌の「斟」は分量を探りはかりながら汲むこと、「斟」は柄杓で汲み上げる意味で、斟酌は酒や水の分量をはかってくみ分けることが原義。そこから、ほどよく行うという意味や、相手の意を汲んで行うといった意味
斟酌の「斟」は分量を探りはかりながら汲むこと、「斟」は柄杓で汲み上げる意味で、斟酌は酒や水の分量をはかってくみ分けることが原義。そこから、ほどよく行うという意味や、相手の意を汲んで行うといった意味
革命は、中国周代の占いの書で五経のひとつである『易経(革卦)』の出典による。「革」は「あらためる」の意味で、「命」は「天命」の意味。古代中国では、天子は天命を受けて天下を治めるとされており、革
津波の「津」には「船着き場」「船の泊まるところ」「港」などの意味があり、港を襲う波で「津波」となった。『万葉集』にも「海上(うなかみ)の その津をさして 君が漕ぎ行かば」と、「津」の使用が見られる
マグニチュードは、1935年にアメリカの地震学者チャールズ・リヒター(リクターとも呼ぶ)が定義したもので、「リヒター・スケール」ともいう。英語の「magnitude」は、「大きさ」を意味するラテン
取り越し苦労は、江戸後期から使用例が見られる語。「取り越し」は、期日より前に行う意味の動詞「取り越す」の名詞形。期日を繰り上げて物事を行うには、先のことを考えていなければならないことから、「取
「杞憂」とは、「列子(天瑞)」に起源を持つ言葉であり、この言葉は中国周代の国名である「杞」が「憂えること」を指しています。『列子(天瑞)』の故事によれば、杞の国の住人は天が落ちてきたり大地が崩れたりす
心配は「心配り」を音読して作られた和製漢語で、江戸時代から使われ始めた。心を配る意味から、気にかける意味となり、気がかりで思い煩うことも意味するようになった。気がかりで「心を支配される」の意味
一期一会の語源は、茶道の心得に由来しています。「茶会に臨む際は、その機会を一生に一度のものと心得て、主客ともに誠意を尽くせ」という茶会の心得が起源とされています。茶道の大家である利休の弟子である山上宗
冬の語源には、寒さが威力を振るう「ふるう」や寒さに震える「ふるう」が転じたとする説があります。また、「冷(ひゆ)」が語源であるとする説も存在します。さらに、「殖ゆ(ふゆ)」が転じたとする説も一部で言わ
サラリーマンは、英語の「salaried man」が転じた「salaryman」で、和製英語として扱われる。サラリーマンの「サラリー(salary)」は、古代ローマ時代に兵士与えられた「塩」を意味
「ミーハー」は、「みいちゃんはあちゃん」の略で、「みいはあ」から派生しました。この表現は昭和初期に誕生し、昔の女の子の名前の頭文字に「み」や「は」が多かったことから、若い女の子を軽蔑して呼ぶ際に用いら
尻馬とは、他人の乗っている馬の尻(後部)。また、前を行く馬の尻のこと。つまり、尻馬に乗るは、他人が手綱をとる馬の尻に乗ったり、前を行く馬についていくことで、人任せにした状態を表す。そこから、他