「ミーハー」の起源と歴史 – 昭和初期から現代までの由来を解説

「ミーハー」は、「みいちゃんはあちゃん」の略で、「みいはあ」から派生しました。この表現は昭和初期に誕生し、昔の女の子の名前の頭文字に「み」や「は」が多かったことから、若い女の子を軽蔑して呼ぶ際に用いられたものです。「みいちゃんはあちゃん」が流行語となり、「ミーハー族」が生まれました。この時期から、「ミーハー」のカタカナ表記が広まっていきました。

昭和30年頃には、「ミーハー」より趣味が高尚な人々を指す「ソーラー族」も登場しました。ソーラーは、「ミ・ファ」より音階がひとつ上である「ソ・ラ」をもじったもので、一般化されずに消滅しました。

ミーハーの語源には、力士仲間の隠語に馬鹿や間抜けを表す「はーちゃん」が関連しているとする説や、新しいもの好きの若者が自分と彼女を指す言葉「ミーのハーちゃん」から生まれたとする説も存在します。しかし、これらの説は十分な裏付けがなく、有力なものとは言えません。ミーハーの語源は名前の頭文字から派生したものと考えられます。

参考:ミーハーの語源・由来

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