ポシャるの語源・由来
ポシャるは、「帽子」を意味するフランス語「シャッポ」の倒語「ポシャ」を動詞化した語といわれる。降参することを「シャッポを脱ぐ」「シャッポだ」と言うことから、「駄目になる」「失敗する」ことを「ポシャ
ポシャるは、「帽子」を意味するフランス語「シャッポ」の倒語「ポシャ」を動詞化した語といわれる。降参することを「シャッポを脱ぐ」「シャッポだ」と言うことから、「駄目になる」「失敗する」ことを「ポシャ
春一番は、古くから石川県能登地方・三重県志摩地方より西の地方で船乗りが使っていた言葉が、気象用語として使われるようになったもの。船乗りが「春一番」と呼ぶようになったのは、強風による漁師の遭難に由来
こむら返りの「こむら」は、平安時代以降から見られる語で「ふくらはぎ」を指す。平安末期の漢和辞書『類聚名義抄』に「転筋 コムラガヘリ」とあり、こむら返りは、ふくらはぎの筋肉がひっくり返ったような感じ
石鹸は、「固い鹸」の意味として日本人が考えた造語である。「石」は、固い物の意味。「鹸」は、塩水が固まったアルカリの結晶、また灰をこした水のことで、アルカリ性で洗濯にも使えることから、本来は「鹸
未亡人は、文字通り「いまだ死なない人」の意味に由来する。かつて中国では、夫が死んだら妻もそれに従うという観念があり、そのような習慣に背く者が謙譲の意味で使ったのが「未亡人」で、元来は自称の語であっ
フリーマーケットの「フリー」は「自由」ではなく、昆虫の「ノミ(蚤)」のことで、「free」ではなく「flea」である。フリーマーケットは、「蚤の市」を意味する英語「flea market」からの外
三文判の「三文」は、江戸時代以前の通貨で、一文銭三枚のこと。時代により価値は異なるが、千文が一貫、四貫文が金一両で、三文は非常に安価な額となる。そこから価値の低い物や、安い物に対して「三文」は
しわは、萎縮する意味の動詞「しわむ(皺む)」が語源と考えられる。その他、しわの語源には「シオレ(萎れ)タルルもの」の意味とする説や、「しわ(肉輪)」の意味などがある。
つくえは、突き出した四本の枝で台を支えていることから、「ツキエ(突き枝)」が転じた語と考えられる。漢字の「机」の「几」も脚付きの台を描いた象形文字で、「つくえ」の語源と通じる。平安時代の『和名
テロップは、英語「telop」からの外来語。「telop」は、「television opaque projector(テレビジョン・オペーク・プロジェクター)」の略。「opaque(オペーク
オークションは英語「auction」からの外来語で、「増やす」「競売する」を意味するラテン語の「auctio」に由来する。オークションの起源は紀元前500年頃、バビロニアで妻を得るために開催された
本来、やもめは独り身の女性を指す言葉で、男性は「やもお」と呼ばれていた。「やもめ」の「め」は「女」、「やもお」の「お」は「男」の意味である。「やも」の語源には、「止む」や「病む」の意味、「夜間