あざなの語源・由来
あざなの風習は中国に習ったものだが、語構成は「あざ」+「な(名)」の日本語。「あざ」は「あざふ(交)」の語幹で、本名に交えて持つ名の意味か、他人と交わることで生じる名の意味と考えられる。
あざなの風習は中国に習ったものだが、語構成は「あざ」+「な(名)」の日本語。「あざ」は「あざふ(交)」の語幹で、本名に交えて持つ名の意味か、他人と交わることで生じる名の意味と考えられる。
エンゲル係数は、1857年、ドイツの統計学者エルンスト・エンゲルが発表した論文に由来する。食費は極端な節約が難しく、家計の中でもほぼ一定していることから、収入が多いほど生活費中の食費の割合が低いと
垢の語源は諸説あるが、「アセカ(汗気)」の意味、「アカ(悪所)」の意味、「アクタ(芥)」の略あたりが妥当であろう。「水垢」や「湯垢」など、水中の含有物が付着したものをいう「垢」の語源には、仏に供え
アンジェリカは、英語「angelica」からの外来語。「angelica」は、「天使」を意味するラテン語に由来し、「angel(エンジェル)」と同系。「天使」に由来する理由は、アンジェリカの香
おろちの「お(旧かなは「ヲ」)」は、「尾」の意味。「峰(ヲ)」や「丘(ヲ)」の意味とする説もあるが、元を辿れば「尾」との混同から生じた説である。おろちの「ろ」は助詞で、現代で使われている助詞の
おやじの旧かなは「おやぢ」で、「おやちち(親父)」が転じ語である。上代には男子の敬称として「父」を「ち(ぢ)」と言っていたため、転じなくても「おやぢ(おやじ)」となるが、男親を「ちち」と呼ぶように
ヒラメやカレイの付け根の部分を「えんがわ」と呼ぶのは、その形状が日本家屋の「縁側」に似ていることに由来する。一般に「えんがわ」と言えば、ヒラメやカレイを思い浮かべるが、マグロのえんがわもある。
あくびは、『枕草子』にもある動詞「欠ぶ(あくぶ)」の名詞形。「欠ぶ」の語源は未詳だが、「開く(あく)」と同系と考えられている。その他、あくびの語源には「飽く」と関連付けた説も多く、「飽くぶ(あ
バンガローは、英語「bungalow」からの外来語。英語の「bungalow」は、「ベンガル地方風の」という意味のヒンディー語「bangla」に由来し、インド・ベンガル地方の民家の建築様式をいった
岸の語源は諸説あるが、岸は水の陸の面を切り取って生じたもので、「きる(切る)」の「き」に接尾語の「し」が付いたとする説が妥当であろう。その他、岸の「き」が「きわ(際)」「かぎり(限り)」「けわし(
カリの語源は、「カリカリ」と鳴く鳴き声からとする説が有力である。その他、秋に来て春には北へ帰ることから、「帰り(かへり)」の中略とする説。「カ」を水に棲む鳥を呼ぶ語とする説。「ガン」が転じ
かかとの語源には、足を掻くところの「足掻処(あがきと)」が略転したとする説や、駆けるところの「駆処・駈処(かくと)」が音変化したとする説など役割からみる説。また、足元のところを意味する「脚下処(か