ローストビーフの栄養基礎知識

ローストビーフの特徴、栄養・効能、選び方、保存方法など、知っておきたいローストビーフの基礎知識。

ローストビーフの特徴

ローストビーフとは、牛肉を塊のままオーブンなどでローストし、薄く切り分けて食べる料理です。
ローストビーフは冷めてから食べる料理なので、脂身が多い部位を使用すると固まって美味しく食べられません。そのため赤身の多いモモ肉が使われることが多く、そのほかにはリブロース、サーロインなどが使われます。
イギリスの伝統料理であり、昔貴族の食事は日曜に牛をさばいてローストビーフを作り、食べきれない分は平日に食べるという「サンデーロースト」が主流でした。
日本には江戸時代後期に入ってきたとされ、徳川慶喜がアメリカ、イギリスなどの大使を招いた晩餐会にローストビーフがあったという記録が残っています。
ローストビーフは焼いた際に出る肉汁をソースにしたグレイビーソースをかけ、香味にホースラディッシュを添えて食べます。
アメリカのローストビーフはイギリスのものとは違い、リブを使います。骨付きのあばら骨にスパイスを塗ってじっくり焼き、厚切りにして食べます。日本では薄切りのローストビーフをごはんの上に乗せ、卵黄をトッピングするローストビーフ丼が人気です。

ローストビーフの栄養・効能

牛肉のタンパク質は良質で、必須アミノ酸であるリジンやスレオニンを含みます。また旨味成分のイノシン酸が多いです。
赤身には鉄分が含まれ、人間の体に吸収されやすいヘム鉄であるという点も非常に優れた食品です。
造血を助けるビタミンであるビタミンB12も摂取できることから、貧血気味の場合は積極的に摂取するのがよさそうです。

ローストビーフの選び方

自分で作る場合は、主にモモやサーロイン、リブロースなどの、赤身が鮮やかな色の塊肉を選びましょう。
自作・既製品どちらも、形よく切りやすいように、平べったくない塊を選べば扱いやすいです。

ローストビーフの保存方法

カットした面から酸化していくため、食べきれなさそうな場合は塊のまま保存しましょう。
ラップにくるんで冷蔵庫で保存しますが、真空パックやラップに包んで冷凍保存も可能です。

出典:食品食材栄養事典

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