堂に入るの語源・由来
堂に入るは、「堂に升りて(のぼりて)室に入らず」からできた言葉。「堂」は客間・表座敷のことで、「室」は奥の間のこと。客間にのぼった程度では奥のことまで分からないことから、堂に升りて室に入らずは
堂に入るは、「堂に升りて(のぼりて)室に入らず」からできた言葉。「堂」は客間・表座敷のことで、「室」は奥の間のこと。客間にのぼった程度では奥のことまで分からないことから、堂に升りて室に入らずは
下駄を他人に預けてしまうと、その場から自由に動けなくなる。あとは、預かった人の心次第で、自分はじっとしているしかないところから生じた言葉。
破れ鍋に綴じ蓋の「破れ鍋(割れ鍋)」とは、割れて壊れた鍋のこと。「綴じ蓋」の「綴じ」は縫い合わせるの意味で、「綴じ蓋」は繕って修繕した蓋のこと。割れて壊れた鍋にも、うまく合う修繕した蓋があると
「虚仮(こけ)」は、仏教用語で、「虚妄(きょもう)」「偽り(いつわり)」を意味する「虚」と、「真」や「実」に対して実体のないことを指す「仮」が組み合わさり、「実の伴わないこと」「心や行為が真実でないこ
ためつすがめつは、「たむ」と「すがむ」のそれぞれの連用形に、「~したり」表す完了の助動詞「つ」が付いた言葉である。たむは、狙いをつける・じっと見る意味の「たむ(矯む)」。すがむは、片目を細めて
印税は、英語「stamp duty」の訳である「印紙税」の略語で、税金の一種ではない。元々は、発行部数の確認のため、著者が書籍の奥付などにに押印したり、押印した紙片(検印紙)を貼っていた。その
按摩の「按」は、つくりの「安」に「落ち着ける」「しずめる」の意味があり、「手」+「安」で「手で下におさえる」を表す。そこから、「おさえる」の意味になった。按摩の「摩」の「麻」は「すりもんで繊維
かすりは、かすれたような細かい模様が規則的に織り込まれていることからで、「かすれる(掠れる)」の他動詞形「かする(掠る)」の連用形。漢字の「飛白」は、刷毛状の墨でかすれ書きにした漢字の書体を「飛白
「廊」は殿舎から殿舎に通じる通路(渡殿)や、屋根・ひさしがある通路(渡り廊下)をいった語で、現代の「廊下」と基本的な意味は同じである。その「廊」に「下」が付くようになった由来は未詳であるが、「屋根
「したり顔」の語源は、「為(す)」という動作・行動を示す動詞に助動詞「たり」を組み合わせたものです。この「したり」は、うまく事が運んだ際に発せられる言葉であり、その後に表情の意味で「顔」が結びついて「
綱を作るのに蔓を用いたことから、古く、蔓状の植物をいった「つな(葛)」からと考えられ、「つな(葛)」は「つた(蔦)」と同根の語である。「つなぐ(繋ぐ)」とする説もあるが、「つなぐ」の語源が「綱」と
ヌードルは、英語「noodle」からの外来語。「noodle」は、ドイツ語「Knode(クノーデ)」に由来し、フランス語「nouille(ヌーイユ)」も同源である。「Knode」は、「こぶ(瘤