堂に入るの語源・由来

堂に入るは、「堂に升りて(のぼりて)室に入らず」からできた言葉。
「堂」は客間・表座敷のことで、「室」は奥の間のこと。
客間にのぼった程度では奥のことまで分からないことから、堂に升りて室に入らずは、学問や技芸がかなりの水準には達してはいるが、奥義をきわめるまでには至っていないことを意味する。
「堂に升りて室に入る」を略した「堂に入る」は、客間にのぼり奥の間にまで入っていることから、奥義まできわめていることを表す。

出典:堂に入る – 語源由来辞典

学問や技芸はそこそこ上達しているが、客間にのぼった程度で、まだ奥にまで入っていない(奥義を極めるに至っていない)という意味の「堂に升りて室に入らず」という『論語』にある言葉から。
「堂」は、表の客間。
「室」は、奥の間のこと。

出典:堂に入る – 故事ことわざ辞典

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