継続は力なりの語源・由来
平松折次の言葉で平松家の家訓や、住岡夜晃の『讃嘆の詩』に由来する説が流布されているが、古い用例として持ち出されたもので、出典とは言い難い。「継続は力なり」のような表現は西洋の格言を翻訳したものが多
平松折次の言葉で平松家の家訓や、住岡夜晃の『讃嘆の詩』に由来する説が流布されているが、古い用例として持ち出されたもので、出典とは言い難い。「継続は力なり」のような表現は西洋の格言を翻訳したものが多
孟浩然の詩『春暁』に「春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く、夜来風雨の音、花落つること知る多少(春の眠りは心地よくて夜明けも知らず、鳥のさえずりが聞こえる。昨晩は嵐の吹く音がしたが、おそらく花がたくさん散っ
花見に行っても、見ていて美しい桜の花より、腹の足しになる茶店のおいしい団子を喜ぶことから。出典:花より団子 - 故事ことわざ辞典
「徳」は損得の「得」と同じ意味で、「早起きは三文の得」とも書く。朝早く起きれば、健康にも良いし、それだけ仕事や勉強がはかどったりするので得をするということ。「三文」とは、一文銭三枚のことで「ご
ここでの「立つ」は、「飛び上がって去る」という意味。水鳥が飛び立ったあとの水辺は、濁ることなく清く澄んだままであることからいう。出典:立つ鳥跡を濁さず - 故事ことわざ辞典
「行雲」とは、空を流れ行く雲。「流水」は、流れる水のこと。空を漂い行く雲も、とどまることなく流れる水も、自然の流れに逆らうことがないことから。北宋の文豪蘇軾の言葉「文を作るは行雲流水の
「馬子」とは、駄馬に荷物や人を乗せて運ぶことを職業とした人のこと。馬子のような身分の低い人でも、羽織袴を着れば立派に見えることから。出典:馬子にも衣装 - 故事ことわざ辞典
「類」とは、互いに似ていること。『易経・繋辞上伝』の「方は類を以って聚まり、物は羣を以って分れて吉凶生ず」に由来する「類を以て集まる」から派生した言葉と思われる。出典:類は友を呼ぶ - 故事こ
殷の宰相傳説の言葉。『書経』説命中には、「これ事を事とする(するべきことをしておく)乃ち其れ備え有り、備えあれば患い無し」とある。「憂い」は「患(い)」とも書く。「備え」の音に揃えて、「憂
「上手なれ」の「なれ」は「なり」の未然形で、「こそ」に応じた係り結び。誰でも好きでやっていることは一生懸命になるし、それに関して勉強したり工夫したりするので、自然に上達するものである。芸事は、
何度くり返し聞いても、一度でも実際に見ることには及ばない。何事も自分の目で確かめてみるべきだという教え。『漢書―趙充国』には次のようにある。漢の宣帝が反乱を起こしたチベット系の遊牧民族を鎮圧す
一朝(ひと朝)、一夕(ひと晩)ほどの短い間の意味から。多くの場合、下に打ち消しのことばを伴って「一朝一夕には……できない」の形で使われる。出典:一朝一夕 - 故事ことわざ辞典