氷の語源・由来
氷は、動詞「凍る(こおる)」の連用形が名詞化した語。「こおる(こほる)」は、水が凝り固まったものであることから、「こる(凝る)」「こごる(凝る)」に由来する。古くは、水面に張ったものを「こおり
氷は、動詞「凍る(こおる)」の連用形が名詞化した語。「こおる(こほる)」は、水が凝り固まったものであることから、「こる(凝る)」「こごる(凝る)」に由来する。古くは、水面に張ったものを「こおり
気さくは、形容詞「さくい」の語幹に「気」を添えて形容動詞となった語。「さくい」は中世から見られる語で、「淡白だ」「もろい」を意味し、「さくい」のみでも「気さく」を意味した。1603年の『日葡辞
案の定は、近世から使われはじめた語で、語源は文字通りの意味からである。「案」は、「考え」や「計画」「予想」などの意味。「案」を含んだ同じ意味の言葉には、「案の如く(あんのごとく)」「案の内(あ
ドタキャンの「ドタ」は、「土壇場(どたんば)」を略した「どた」。「キャン」は、「キャンセル」の略である。元々、ドタキャンは芸能界や放送業界、旅行業界などで用いられた業界用語であったが、1990
付け焼き刃は、刀鍛冶用語に由来する言葉。刀鍛冶用語では、切れ味の良くない刀に、鋼(はがね)の焼き刃を付け足したものを「付け焼き刃」といった。切れ味が良く長持ちする刀は、何度も地金を打って作られ
揚げ足を取るの「揚げ足」は、相撲や柔道などで、相手が技を掛けようとして揚げた足を意味する。その揚げ足を取って相手を倒すことから転じ、相手の失言や失敗につけこんで皮肉を言ったり、やり込めることを「揚
「無病」も「息災」も、病気をしないこと、何事もなく達者なことを意味する。「息災」は仏教語で、仏の力で災害や病気などの災いを防ぎとめることをいった。息災の「息」は、「とどめる」の意味。「息」
煎じとは、お茶や薬を煮詰めて成分を取り出すこと。二番煎じは、一度煎じたものを再び煎じることや、その煎じたもののことで、一度目に煎じたものよりも、二度目に煎じたものは成分が弱く、味が薄い。そこか
エスケープは、「逃げる」「免れる」を意味する英語「escape」からの外来語。「escape」は、ラテン語で「外套(マント)を脱ぐ」という意味の「ex cappa」が、古期フランス語を経由して英語
のべつ幕なしは、「のべつ」に同義語の「幕なし」を重ねて強調した言葉である。「のべつ」は、「延べ(のべ)」に助動詞「つ」が付いた語で、絶え間なく続くさまを意味する。「幕なし」は、芝居で幕を引かず
偕老同穴は、『詩経』の「子と偕(とも)に老いん(偕老)」と「死すれば則ち穴を同じくせん(同穴)」という二つの誓いの言葉を合わせたもの。「偕老」は、「生きている時はともに老い」の意味。「同穴」は
知音は、『列子(湯問)』などの故事に由来する。中国春秋時代、伯牙(はくが)という琴の名手がいた。友人の鐘子期(しょうしき)が死に、伯牙は自分の琴の音をよく理解してくれる者がいなくなったと嘆き、