そんじょそこらの語源・由来
そんじょそこらの「そんじょ」は、「それ」「その」「そこ」「いつ」「だれ」などの語の上に付き、具体的な名をあげずに不特定の人・場所・事柄・時などを示す「そんじょう」が変化した語。「そんじょう」は、指
そんじょそこらの「そんじょ」は、「それ」「その」「そこ」「いつ」「だれ」などの語の上に付き、具体的な名をあげずに不特定の人・場所・事柄・時などを示す「そんじょう」が変化した語。「そんじょう」は、指
キャタピラーは、この装置を製造するキャタピラー社の商標名が一般名詞化したものである。商標名の「キャタピラー」は、その動きが芋虫を連想させたため、「芋虫」や「毛虫」を意味する英語「caterpill
封切りの「封」は、手紙や小包などを不法に開かれないための印のことだが、江戸時代には、新刊本を袋に入れて白紙などで包むようにしてあり、それを切ることを「封切り」と言った。明治32年頃、都新聞の記者
ちくるは、「ちくん」「ちくちく」「ちくり」などの擬態語から生まれた動詞。これらの擬態語は、先のとがった針などで物を刺す様子を表すほか、皮肉や批判などを言って刺激を与える意味がある。その中でも、
あらましは、動詞「あり(有り・在り)」に推量の助動詞「まし」が付いた語。本来は「希望」や「願い」などを意味した言葉で、中世前期頃から意味が変化し、「予想」や「予定」を表すようになった。こうあっ
「うつらうつら」は、近世から使われている言葉で、「うつ」に状態を表す接尾語「ら」がついた「うつら」を重ねたものです。「うつら」の元となる「うつ」の語源には、二通りの説があります。ひとつは、「うつろ
古代中国では、死者が行く地下の世界を「地下の泉」の意味で、「黄泉(こうせん)」といった。「黄」は五行思想で「土」を象徴することから、「地下」を表している。日本では大和言葉の「よみ」を漢語の「黄
リンチは、1770年代、アメリカバージニア州で私的法廷を主宰していたCaptain Wiliam Lynch(キャプテン・ウイリアム・リンチ)の名前が語源である。リンチは私設法廷で正規の手続きによ
形見は文字通り、「形を見る」という意味から生じた語。残された品を見ることでその人の思い出し、形(その人)が見えてくるようなものなので、「形見」と呼ばれるようになった。「形見」の漢字は当て字で、
縄張りは文字通り、縄を張り巡らせることが原義。縄を張って、土地などの境界線を定めたり、他の場所と区別する特別区域であることを示したことから、縄張りは境界線や領域の意味を持つようになった。戦国時
まだらの語源は諸説ある。一般に流布しているのは、仏教語「曼陀羅・曼荼羅(マンダラ)」が音変化した語とする説である。これは、曼陀羅は悟りの世界や仏の教えを描いた図絵で、一定の枠内に種々の色が入り
寵児の「寵」を「チョウ」と発音するのは漢音で、呉音では「チュウ」。「寵」は龍を屋内に囲い、大切に養うさまを表した漢字で、「寵愛」や「寵する」など、特別にかわいがることを意味するようになった。そ