シャクナゲの語源・由来
シャクナゲは、「石南花」を呉音読みした「シャクナンゲ」が転じた名前。「石南」と書くのは、石の間に生え、南向きの土地を好むことからである。ただし、語源は漢名からであるが、中国でいう「石南」は日本
シャクナゲは、「石南花」を呉音読みした「シャクナンゲ」が転じた名前。「石南」と書くのは、石の間に生え、南向きの土地を好むことからである。ただし、語源は漢名からであるが、中国でいう「石南」は日本
マムシは、「虫」に「本当」「真性」を意味する「真」がついた「真虫」が語源であろう。ヘビは「長虫」とも呼ばれ、虫の一種とされていた。その中でもマムシは毒を持っていて恐ろしい虫であるから、虫の中の
わさびの語源は、「悪障疼(わるさわりひびく)」の略、「悪舌響(わるしたひびき)」の意味、「鼻迫(はなせめ)」の意味が転じたとするなど、わさびの特長である「鼻につんとくる辛さ」を語源としているが、いずれ
シュモクザメの「シュモク(撞木)」とは、鐘や鉦を打ち鳴らす丁字形をした仏具。シュモクザメの頭部が丁字形で、撞木に似ているところからこの名がついた。シュモクザメの別名「かせぶか」の「かせ」は、紡
アキレス腱の「アキレス(Achilles)」は、ギリシャ神話の英雄「アキレウス(Achilleus)」のラテン語名。アキレスのギリシャ神話とは、アキレスが生まれて間もなく、母のテティスが冥界のステ
チョウザメは、「サメ」とは付くがサメの形状に似ていることから付いた名で、サメの仲間の軟骨魚ではなく硬骨魚である。体表には硬くて大きい菱形の鱗が五列並んでおり、その鱗が蝶の形をしているので、「チョウ
ホトケノザは、葉が地面に張り付いたように重なり合い、円座形になっている。特に苗が小さな頃は、仏の台座に使われる開いたハスの花の形に似ているところから、「仏の座」と名付けられた。なお、現在の標準
タラバガニは、北海道以北の日本海やオホーツク海など、タラの漁場で多く獲れることから「タラバ(鱈場)」の名がある。名前に「カニ」が付き、英語でも「King crab(キングクラブ)」と呼ばれ、水産業
冬瓜は古く中国経由で渡来したもので、漢語「冬瓜」を音読みした「トウグヮ」が訛って「トウガン」となった。ただし、「トウグヮ」は江戸時代頃からの呼称で、はじめは「カモウリ」と呼び、奈良時代の書物でも「
カスタネットは、「栗の実」を意味するスペイン語「castana(カスターニャ)」に由来する。カスタネットが「栗の実」に由来するのは、形が栗の実に似ているからとする説と、古くは、南欧の大きな栗の木で
クラリネットは、シャリュモーという楽器から発達したもので、18世紀初頭にドイツのヨハン・クリストフ・デンナーによって発明されたといわれる。シャリュモーが低い音域であったのに対し、クラリネットは高音
ツツジの語源には、「ツヅキサキギ(続き咲き木)」の意味。つぼみの形が女性の乳頭に似ていることから、「タルルチチ(垂乳)」の略転。「ツヅリシゲル(綴り茂る)」の意味や、朝鮮語でツツジの仲間を広く