ウドの語源・由来
ウドの語源には、「ウヅ(埋)」の転や「ウド(埋所)」の意味。茎にトゲが多いことから、ウバラ(荊棘)の「ウ」に、トゲ(棘)の「ト」。「ウツホ(空)」の「ウ」に、「ト(土)」。ウドは円柱形の茎
ウドの語源には、「ウヅ(埋)」の転や「ウド(埋所)」の意味。茎にトゲが多いことから、ウバラ(荊棘)の「ウ」に、トゲ(棘)の「ト」。「ウツホ(空)」の「ウ」に、「ト(土)」。ウドは円柱形の茎
けなすの「なす」は、行為をする意味の「為す(なす)」と思われる。けなすの「け」は、ことさら悪い点を取り上げ、良い点を無視するところから、「消す」や「蹴る」の意味。変わっていることや、非難すべき
腹黒いの「腹」は、「腹が立つ」「腹が太い」などと使われるように「感情」や「考え」の意。「黒い」は「黒」という色の暗く陰険な印象から、「汚い」「よこしまである」を表す語で、腹(考え)が黒い(よこしま
でんぶは、元々「田夫」と書いたため、「でんぷ」ともいう。田夫は「農夫」のほか、「田舎者」や「野暮」の意味でも用いられる語である。魚をバラバラにする無骨さや、材料が大小不揃いな野暮ったさから、田
タヌキの語源には、田の怪しい動物の意味で「タノケ(田之怪)」や、田の猫で「タネコ(田猫)」に由来する説。タヌキの皮は、手や腕を保護する「手貫(たぬき)」に利用することからという説。死んだふりを
八宝菜の「八」は、8種類という意味ではなく、数が多いことを表す。「菜」は「おかず」や「料理」のことで、八宝菜は「たくさんの宝を集めて作ったように美味しいおかず」を意味する。八宝菜を飯の上にかけ
納戸の「納」は「おさめる」「しまい込む」の意味で、「なん」と読むのは「ノウ(ナフ)」が変化した慣用音。「戸」は「部屋」を意味する。空間としての納戸は、平安時代、宮中や貴族邸などで貴重品を収納した「
ヒツジグサは、未の刻(現在の午後2時、もしくは午後1時から3時)の頃に花が咲くことに由来する説と、未の刻に花が閉じることに由来する説がある。ヒツジグサの花は午前10時頃から咲き、夕方に閉じるため、
那珂川市は、河川名の「那珂川」に因む。古くは「儺川(ながかは)」と呼ばれていた。儺川の「儺(な)」は、『魏志倭人伝』や金印で知られる「奴国(なこく)」の流れを受けた古代の朝廷直轄地である「儺県
甲賀市は、2004年(平成16年)に甲賀郡の水口町・土山町・甲賀町・甲南町・信楽町が合併して発足した市で、市名は郡名に由来する。甲賀の地名は、飛鳥時代に「鹿深(かふか)」で見え、奈良時代に「甲賀」
キツネノカミソリは、花を「狐火」、葉を「日本剃刀」に見立てた名前。昔、正体の分からない明かりは、キツネが口から吐き出す「狐火」と信じられていた。森陰の何もない場所に突如現れる、葉のついていない
キツネは、古名を「キツ」といい、「ネ」は意味なく添えられた語。「キツ」は「キツキツ」という鳴き声を表した名と考えられている。漢字の「狐」の字音「コ」も、鳴き声に由来する擬音語といわれている。