月夜に釜を抜かれるの語源・由来
「抜かれる」は、盗まれるという意味。明るい月夜だから盗まれる心配はないだろうと思っていたら、大事な釜を盗まれてしまうことから。出典:月夜に釜を抜かれる - 故事ことわざ辞典
「抜かれる」は、盗まれるという意味。明るい月夜だから盗まれる心配はないだろうと思っていたら、大事な釜を盗まれてしまうことから。出典:月夜に釜を抜かれる - 故事ことわざ辞典
他の木より早く落葉する青桐の葉が一枚落ちるのを見て、秋の訪れを察するところから。『淮南子・説山訓』に「一葉の落つるを見て、歳の将に暮れんとするを知る」とある。出典:一葉落ちて天下の秋を知る -
夏の暑いときには重宝された扇も、秋になれば暑さもなくなり用が無くなることから。前漢の成帝の妃・班婕妤(ハンショウヨ)が、成帝の寵愛を失い、不要になった我が身を秋の扇にたとえて嘆きの詩『怨歌行』を詠
『孫子・謀攻』に「彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し(敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない。敵情を
「憚る(はばかる)」とは、ためらう、気兼ねするの意。「なかれ」は、文語形容詞「なし」の命令形で、禁止をあらわす。人は誰も過ちをおかすものだが、その過ちに気づいたらすぐに改めるべきだという教え。
「狗」は犬のこと。羊の頭を看板にかけておいて、実際には犬の肉を売ってごまかすことから。『無門関・六則』に「羊頭を懸けて狗肉を売る」とある。出典:羊頭を懸けて狗肉を売る - 故事ことわざ辞典
盆と正月にはそれぞれ特有の行事があることから、一年のうち最もにぎやかで慌しい二つの日が同時に来るくらい、忙しくてにぎやかなこと。また、昔の習慣で薮入りというものがあり、江戸時代の商家の奉行人は年に
「攻む」は、磨き加工するの意。『詩経-小雅・鶴鳴』の「他山の石、以て玉を攻むべし(よその山から出た粗悪な石でも、それを砥石に利用すれば自分の玉を磨くのに役立つ)」から。他人の誤りを自分の修養の
「凌雲」とは、雲をしのぐほど高くぬきんでることで、「陵雲」とも書く。俗世間を超越した志の意味は、『漢書』揚雄伝から。立身出世しようとする志の意味は、『後漢書』馮衍伝から。出典:凌雲の志 -
「自家」は、自分。「薬籠」とは、薬箱のこと。自分の薬箱に入れてある薬品のように、いつでも自分の思うままに使えるものということから。現在では多く、自分のものとした知識や技術に対して使われる。
一芸に秀でることは素晴らしいが、中途半端に多くの芸を身につけても、かえって一つの芸に精通しにくく、高い評価は得られないと揶揄して使う。出典:多芸は無芸 - 故事ことわざ辞典
「千金」とは、千両または大金の意。一字の価値が千金に相当するほどにすぐれているということから。中国・秦の呂不韋が『呂氏春秋』を著したとき、「この文章をたった一字でも添削できる者がいるならば、千