自家薬籠中の物の語源・由来

「自家」は、自分。
「薬籠」とは、薬箱のこと。
自分の薬箱に入れてある薬品のように、いつでも自分の思うままに使えるものということから。
現在では多く、自分のものとした知識や技術に対して使われる。
唐の元澹が首相の狄仁傑に「ご使用になっている薬の一つに、私を加えてお使いになって下さい」と言ったところ、狄仁傑は「君はすでに私の薬籠中のもので、欠かせない人だ」と言ったという故事に由来する。

出典:自家薬籠中の物 – 故事ことわざ辞典

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