沖縄の道路が滑りやすい理由


沖縄の道路は雨の日に限らず、路面が乾燥している晴れの日でも滑りやすいので注意が必要です。

沖縄の道路が滑る理由

本土の道路では、アスファルトに混合する骨材に硬質な砂岩を使用しますが、沖縄の道路では、コーラルリーフロック(隆起サンゴ礁石灰岩)が混ぜられているため、道路が滑りやすくなっています。
路面が本土に比べて白っぽく見えるのも、石灰岩が使用されているためです。
滑りやすいなら本土と同じ硬質な砂岩を使えば?と思いますが、本土から砂岩を海上輸送するとコスト高になってしまうのです。

高速道路は大丈夫?

市町村道では、骨材にほぼ100%のコーラルリーフロックを使用しているため、非常に滑りやすいですが、国道や県道では30%程度なので、市町村道よりは滑りにくくなっています。
高速道路では100%本土の砂岩が使われているため、滑りやすいことはありません。

TOP
テキストのコピーはできません。