長いの語源・由来
長いの「なが」は、流れるの「なが」と同根と考えられている。気持ちが穏やかになる意味の「なぐ(和)」の異形「なが」を語根に、動詞化して「ながる(流る)」となり、形容詞化して「ながし(長し)」になった
長いの「なが」は、流れるの「なが」と同根と考えられている。気持ちが穏やかになる意味の「なぐ(和)」の異形「なが」を語根に、動詞化して「ながる(流る)」となり、形容詞化して「ながし(長し)」になった
漢字の「虹」が虫偏なのは、古代中国で、竜になる大蛇が大空を貫く時に作られるものが「にじ」と考えられていたことに由来する。虫偏は昆虫を表した字ではなく、元々はヘビの形を描いたもので、その虫に「貫く」
漢字は、中国、漢民族の間で作られた文字である。漢民族が使っていた言葉を「漢語」といい、その漢語を表記するための文字なので「漢字」というようになった。本来、漢字は漢語を表すための文字を指すが、同
うさぎの語源には多くの説があるが、大まかに分けると以下のとおりである。うさぎの古形は「う」で、「さぎ」を補ったとする説。「ヲサキ(尾先切)」が転じて「うさぎ」になったたとする説。「ウスゲ(
ネコの語源は、「ネコマ」の下略という説が多く、猫は夜行性で昼間よく寝ることから「寝子」に「獣」の意味の「マ」が付いたとする説。「ネ(寝)」に、「クマ(熊)」が転じた「コマ」が付いたとする説。「
「郵便」は、和製漢語。郵便の「郵」は伝令の中継をするための頓所や、飛脚の中継をする宿場を意味する。「郵」を使った漢語には、宿場から宿場へ文書を送ることを意味する「郵伝」、駅伝で送る便りを表す「
福島の県名は県庁所在地にあった「城」の名からで、近世の村名・城下町名でもある。文禄元年もしくは2年(1592・1593年)に、木村吉清によって「杉目城」から「福島城」に改称され、その地域も「福島」
仙台の名は、戦国期に「千代」で見られるのが古く、1601年(慶長6年)に伊達政宗が青葉山に城を築いて「仙臺」と改称し、新字体で「仙台」となった。政宗が千代から仙臺に改名した由来は、中国・唐の詩人
宮城の県名は、廃藩置県で「仙台藩」から「仙台県」となった翌年、県成立時の県庁所在地であった郡名の「宮城」に改められたものである。宮城の地名の由来には、奈良時代に陸奥国府の多賀城が置かれ、朝廷の出先
お猪口は、「ちょく(猪口)」が転じた語である。「ちょく」の語源は、ちょっとしたものを表す「ちょく」や、飾り気がないことや安直を表す「ちょく(直)」と考えられる。一般には、お猪口の語源が「鍾(し
ハトの語源には鳴き声に由来する説もあるが、飛ぶ際の羽音「はたはた」か、「はやとり(速鳥)」に由来する説が有力と考えられている。ただし、奈良時代からハト類は「はと」と呼ばれており、特定は難しい。
とうもろこしは、ポルトガル人によって16世紀に日本に伝えられた。それ以前に中国から渡来した「モロコシ」という植物によく似ていたことから、「唐のモロコシ(「唐」は舶来)」という意味で「トウモロコシ」