オリンピックシンボルの五輪マークの由来と色の意味


オリンピックのシンボルである五輪マークは、近代オリンピックの提唱者で「近代オリンピックの父」と呼ばれる、ピエール・ド・クーベルタン男爵の発案によるものです。

五輪マークが表しているもの

五輪マークの5つの輪は、ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアの五大陸を表し、その5つの輪が重なり合うよう鎖状にすることで、大陸の相互の結合と連帯を表しています。

五輪マークの色の意味

5つの輪は五大陸を表していますが、何色がどこの大陸というように、輪の色が特定の大陸を表している訳ではありません。
また、水の青・砂の黄・土の黒・木の緑・火の赤で、5つの自然現象を表すという説や、スポーツの五大鉄則である、水分・体力・技術・情熱・栄養を表すといった説もありますが、これらはあくまで俗説です。
クーベルタン男爵は、この5つの色を選んだ理由を次のように書き残しています。
青・黄・黒・緑・赤に、旗の地色である白を加えると、世界のほとんどの国の国旗が描くことができるという理由で選んだ。

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