しおりの語源・由来
しおりは、動詞「枝折る(しおる)」の連用形が名詞化された語。「しおる」とは、山道などを歩く際、迷わないように木の枝を折って道しるべとする動作のことで、そこから道しるべを「しおり」と言うようになった
しおりは、動詞「枝折る(しおる)」の連用形が名詞化された語。「しおる」とは、山道などを歩く際、迷わないように木の枝を折って道しるべとする動作のことで、そこから道しるべを「しおり」と言うようになった
出刃包丁は、元禄の時代、大坂(大阪)の堺で作られたものである。出刃包丁の語源は、開発した堺の鍛冶職人が出っ歯であったため、「出っ歯の包丁」の意味で「出歯包丁」と呼ばれ、刃物なので「歯」に「刃」が当
ビー玉の「ビー」は、ポルトガル語で「ガラス玉」を意味する「ビードロ(vidro)」の下略。「ビードロ」の語は、室町時代末期から江戸時代にかけて多く使用され、現代では吹くと音がするガラス細工の「ポッ
インフルエンサーは、英語「influencer」からの外来語。「influencer」は、影響を及ぼす意味の「influence」に、人を意味する接尾辞「-er」がついた語で、「影響者」を意味する
「蓼食う虫も好き好き」の「蓼」は、「ヤナギタデ(柳蓼)」を指し、その茎や葉に苦味があります。この苦味があるなかで、好んで食べる虫がいることから、この言葉は人の好みが様々であることを表すたとえとして用い
「陣」の漢字には、「ひとしきり」や「にわか」の意味があり、陣痛は一時的に起こる痛みを表す。「陣」を「しきり」と読むと、出産間際の痛み、つまり陣痛を意味する。「陣」の漢字は、軍隊や戦いで用いられ
セレブは「celebrity(セレブリティ)」の略で、著名人や有名人を指します。英語「celebrity」の語源は、「有名な」という意味のラテン語「celebritas」に由来します。この言葉は元々悪
しゃもじは、「しゃくし(杓子)」の「しゃ」に「文字」をつけた女房詞の一種の文字言葉が一般化した語。しゃもじと同様に「文字」をつけた文字言葉には、「鯉」をいう「こ文字」、「髪」をいう「か文字」などが
桎梏は「刑罰」を意味する漢語で、「桎」は足枷(あしかせ)、「梏」は手枷(てかせ)のこと。転じて、桎梏は自由な行動を束縛するものを意味するようになった。漢語では、「桎」の漢字が「囚檻」を意味する
御託を並べるの「御託」は、「御託宣」の「宣」を略した語。御託宣とは、神の意思をお告げ知らせるのことや、神に祈って受けたお告げのこと。神のお告げの話をする者は偉そうな態度にも見え、その話はもった
居酒屋の「居」は、「居る」「座る」の意味。酒を買って家で飲むことに対し、店先に腰掛けて気軽に酒を飲むことを「居酒(いざけ)」といった。その居酒をする店を「居酒屋(いざけや)」といい、転じて「い
「ドッジ(dodge)」は「かわす」の意味で、ドッジボールを漢字では「避球(ひきゅう)」と表記する。日本にドッジボールが紹介されたのは明治42年(1909年)のことで、この頃は「デッドボール」と呼