ソムリエの語源・由来
ソムリエは、フランス語「sommelier」からの外来語。元々は運搬や労役用の動物の使い手を指していた言葉で、「荷役用の牛馬」を意味するラテン語「sagmarius」「saumarius」に由来す
ソムリエは、フランス語「sommelier」からの外来語。元々は運搬や労役用の動物の使い手を指していた言葉で、「荷役用の牛馬」を意味するラテン語「sagmarius」「saumarius」に由来す
圧巻の「巻」は、中国の官吏登用試験「科挙(かきょ)」の答案のこと。「圧」は、上から押さえることである。官吏登用試験で、審査官が最も優れた答案を一番上にし、他の答案を押すように置いていたという故
サウナは、「蒸し風呂」を意味するフィンランド語「sauna」からの外来語。古代フィンランド語で「sauna」は、伝統的なフィンランドの浴場を指した。日本では1963年頃から注目され始め、銭湯や
江戸時代、江戸では船内に浴槽を設けて巡回営業した移動式銭湯があり、この風呂屋船を「湯船」といった。そこから、浴槽のことを「湯船」と呼ぶようになったという説が流布されているが、これは間違いである。
なかんずくは、「就中」を漢文訓読した「なかにつく(中に就く)」が音便で「なかんづく」になり、「づ」と「ず」の混同から「なかんずく」となった語。古くは、「なかについて」の形も見られ、「なかにつく」と
ひとしおの「しお」は「塩」ではなく、染め物を染料につける回数のことで、ひとしおは染料に一回浸すことを意味する。二回つけることは「再入(ふたしお)」、何回も色濃く染め上げることは「八入(やしお)」「
絆の語源には、「頸綱(くびつな)」「騎綱(きづな)」「繋綱(つなぎつな)」の意味。「引綱(ひきつな)」の上略など諸説あり、動物を繋ぎとめる綱という点で共通している。元々、絆は犬や馬などの動物を繋ぎ
皮肉は、中国禅宗 達磨大師の「皮肉骨髄(ひにくこつずい)」が語源で、元仏教語。皮肉骨髄とは、「我が皮を得たり」「我が肉を得たり」「我が骨を得たり」「我が髄を得たり」と、大師が弟子たちの修行を評価し
書き入れ時は、帳簿に書き入れることに由来する。商売で売れ行きが良い時には、帳簿に取引の数字を書き入れることが多くなる。そのことから、商売が繁盛するときを「書き入れ時」というようになった。語
平安初期から鎌倉初期には、ほくろは「ハハクソ(母糞)」と呼ばれていた。「くそ」は「目くそ」「鼻くそ」など、「垢」や「カス」の意味で用いられる「糞」のこと。ほくろが「ハハクソ」と呼ばれていたのは
狼狽の「狼」も「狽」も、オオカミの一種といわれる伝説上の野獣を表す。「狼」は前足が長くて後足が短いが、「狽」は前足が短くて後足が長い。そのため、「狽」は「狼」の後部に乗って常に一緒に行動するが
エノコロヤナギの「エノコロ」とは、「犬の子」のこと。「ネコヤナギ」の名と同じく、銀白色の花穂を小犬のしっぽに見立て、「エノコロヤナギ」と呼ばれるようになった。「犬の子」の「えのころ」は、漢字で