ほうほうのていの語源・由来
ほうほうのていの「ほうほう」は、漢字で「這う這う」と書く通り、這うようにして歩くさまや、やっとのことで歩くさまを表す。転じて、散々な目にあってかろうじて逃げ出すさまも表すようになった。「てい」
ほうほうのていの「ほうほう」は、漢字で「這う這う」と書く通り、這うようにして歩くさまや、やっとのことで歩くさまを表す。転じて、散々な目にあってかろうじて逃げ出すさまも表すようになった。「てい」
でまかせは、口から出るに任せることである。すらすらと口から言葉が出るのは、感情がこもっていなかったり、いい加減な話をしているときが多いため、「出るに任せる」と言うようになり「出任せ」となった。
そそっかしいは、「そそかし(い)」を促音化し、強調した語である。「そそかし」は、「取り急ぎ事をする」という意味の自動四段動詞「そそく」が形容詞化した語。「そそく」は、「慌てる」「そわそわする」
脚本は中国の演劇界で使われていた用語の借用で、「脚本」や「脚色」に「脚」が使われているのは、「脚」の字に全体を支える「根本」の意味があるからと考えられている。江戸時代の浄瑠璃や歌舞伎では、脚本を「
旬は「10日」を意味する言葉である。本来の読みは「じゅん」であるが、漢音で「しゅん」と読むのが習慣であった。古くは、毎旬の初め(1日・11日・21日)と月の後半の初め(16日)に、天皇が臣下か
サイプレスは、英語「cypress」からの外来語で、ギリシャ神話に登場するキュパリッソスの名前に由来する。キュパリッソスは、大変可愛がっていたシカを槍で殺してしまい、永遠に喪に服すことを神々に願い
赤字は、簿記で不足額・欠損額を記入する際、赤色で書き入れることから、欠損を言うようになった。「赤字」を略して、「赤」とも言う。この語が使われ始めた時代は定かではないが、広く使われるようになった
アドリブは、英語「ad lib」からの外来語。「ad lib」は、「自由に」「任意に」を意味するラテン語「ad libitum(アドリビトゥム)」が略された語である。英語で「アドリブ」は、即興
よこしまは、「よこ(横)」に接尾語の「し」と「ま」が付いた語。接尾語の「し」は、方向を示す接尾語「さ」と同じもの。横の方向を意味する「横さ」「横し」という語もあり、よこしまは「横さま」ともいう。
剣幕は、脈をみて診断する意味の「見脈(けんみゃく)」に由来する。見脈は診断の意味から、外見から推察することや、脈の激しい状態を意味するようになった。そこから、怒って興奮しているようすをいうよう
「稽」は「考える」を意味する漢字で、漢語の「稽古」の原義は「古(いにしえ)を考える」「昔のことを調べ、今なすべきことは何かを正しく知る」で、温故知新に似た意味であった。そこから派生し、古い書物など
トルコ石の原産は、ペルシャ(現在のイラン)である。原産が異なるにも関わらず、「トルコの石」と呼ばれるようになったのは、ペルシャからトルコを経由していたことからか、トルコの商人によってヨーロッパへ広