斜めの語源・由来
斜めは、平安後期より漢文訓読文で見られるようになるが和文には見られず、当時は「なのめ(斜め)」が多く用いられた。中世に入って「なのめ」の使用が減少したのに伴ない、「ななめ」の使用が増えており、「な
斜めは、平安後期より漢文訓読文で見られるようになるが和文には見られず、当時は「なのめ(斜め)」が多く用いられた。中世に入って「なのめ」の使用が減少したのに伴ない、「ななめ」の使用が増えており、「な
ギザギザは、「きざむ(刻む)」の語幹「きざ」を重ねた「キザキザ」が転じた語。「キザキザ」は細かく切り刻む様子をいった語で、江戸時代の浄瑠璃『傾城酒呑童子』に例が見られる。これが切り刻んだ後の状
うんていは、昔、中国で城を攻める際に用いた長いはしごのことであった。兵器としてのうんていは、台車に折りたたみ式のはしごが搭載されたもので、そのはしごを伸ばし、城壁に掛けて攻め込んでいた。これが
アルマジロは英名「armadillo」からであるが、その語源はスペイン語で「武装したもの」の意味の「armado」に由来する。これは、背面が骨質の小角板で覆われ、鎧(よろい)を着たように見えるため
チェロは英語「cello」からの外来語で、イタリア語の「violoncello」に由来する。現在のコントラバスの元となった「violone(ヴィオローネ)」という楽器があり、「小さな」を意味する接
サフランは、オランダ語「saffraan」からの外来語で、「黄色」を意味するアラビア語「zaʻfarān」に由来する。英語では「saffron」、フランス語とドイツ語は「safran」で、いずれも
セカンドバッグは、「second(二番目の)」と「bag(かばん)」から作られた和製英語。本来は、大型のバッグの中に入れる補助的なものとして用いられたため、「セカンドバッグ」と呼ばれるようになった
イランイランは、英語・フランス語の「ylang-ylang」からの外来語。「ylang-ylang」は、「花の中の花」を意味するタガログ語「álang álang(ilang-ilang)」に由来
ままかりの「まま」は、「まんま」と同じで「飯」を意味し、漢字では「飯借り」と書く。この魚の酢漬けがあまりにも美味しいため、飯がなくなってしまい、隣の家から飯(まま)を借り(かり)てでも食べたくなる
ポンカンの「ポン」は、原産国インドの西部にある地名「Poona(プーナ)」に由来する。「Poona」を音写したものが「椪柑」の「椪」で、中国音で「ピエン」のように発音される。これを日本では、「
ネグリジェはフランス語「négligé」からで、英語では「night gown(ナイトガウン)」という。「négligé」は、「無視する」という意味の動詞「negliger」、「だらしない」を意味
半纏は、袖の丈が半分程度しかないため「半丁(はんてん)」と名付けられ、「まとう」を意味する「纏」が当てられ「半纏」になったといわれる。しかし、「纏」の字を「てん」と読むのは、「半纏」以外に仏教用語