チェロの語源・由来

チェロは英語「cello」からの外来語で、イタリア語の「violoncello」に由来する。
現在のコントラバスの元となった「violone(ヴィオローネ)」という楽器があり、「小さな」を意味する接尾辞の「cello」が付き、「小さなヴィオローネ」という意味で「violoncello」となった。
「violoncello」が英語に入った際、前半が略されて「cello」となり、日本にもこの形で伝わったことから「チェロ」と呼ばれるようになった。
なお、「violone」は「viola(ヴィオラ)」に「大きな」を意味する接尾辞「one」がついた語で、「大きなヴィオラ」を意味するため、「violoncello」を直訳すると「小さな大きなヴィオラ」となる。

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