為替の語源・由来
為替は、現金と手形を交替させることから、動詞「かわす(交わす)」の連用形が名詞化された語。中世には「かわし(かはし)」と言い、江戸時代に「かはせ(かわせ)」と言うようになった。漢字の「為替」は
為替は、現金と手形を交替させることから、動詞「かわす(交わす)」の連用形が名詞化された語。中世には「かわし(かはし)」と言い、江戸時代に「かはせ(かわせ)」と言うようになった。漢字の「為替」は
バレンタインデーの「バレンタイン」は、3世紀にローマで殉教したキリスト教徒の英語名で、イタリア語では「ヴァレンティーノ」という。3世紀当時のローマ皇帝クラウディウス2世は、兵士達の戦意に支障をきた
萎えるの語源には、「な(菜)」のように柔らかくなるところからや、「なゆる(直放)」の意味など諸説ある。萎えるは、文語ではヤ行下二段活用の「なゆ」なので、「な(和)」や「なぐ(和)」をヤ行活用した語
すべからくは、動詞「す(為)」に助動詞「べし」が付いた「すべし」が、ク語法で「すべからく」となった語。ク語法は、活用語の語尾に「く」「らく」が付いて名詞化する語法であるため、本来は「すべきであるこ
テキ屋の語源は、以下の通り諸説ある。1.当れば利益を得るため、的に矢が当たることになぞらえたとする説。2.「香具師(やし)」の「や」と、似た性質を表す時に用いられる「的(てき)」から「やてき」
あばずれの「あば」は、「暴れ者」「暴くれ者」など、乱暴者の意味の「あば」から。もしくは、軽率な者を意味する「あばけ者」の「あば」からで、「あば」に世間擦れする意味の「擦る」の連用形「擦れ」がついた
糸目とは、揚げた凧のバランスをとるため、表面につける数本の糸のこと。糸目をつけていない凧は制御できないため、風に任せて飛んでいってしまう。そんな糸目をつけていない凧にたとえ、制限なくお金を使う
ハハコグサの別名「御形」の本来の読みは「オギョウ」で、ゴギョウは春の七草の一つとしてあげる際の俗称である。「御形」の「御」は接頭語で、「形」は「人形(ひとがた)」を表す。草餅がよもぎで作られる
スミイカは、釣り上げた時など大量に墨を吐くことから付いた名。普通、「スミイカ」と言えば「コウイカ」を指すが、「シリヤケイカ」を「スミイカ」と呼ぶこともある。
オキナグサの「翁(おきな)」は、おじいさんの意。開花後、羽毛状に長く伸びる白い雌しべを老人の銀髪や白ひげにたとえて、「翁草」と呼ばれるようになった。「オキナグサ」という名は、漢名の「白頭公(ハ
よだれは、古くは「よだり」「よたり」と言い、平安時代以降「よだれ」に転じた。よだり(よたり)の「たり」は、「垂れる」「垂らす」意味の動詞「垂る」の名詞形。よだれの「よ」は、「緩む」「弱い」の意
ヤマカガシは、巨大なヘビをいう「やまかがち(蟒蛇)」の転であろう。「かがち」は、眼が赤く丸いものをホオズキの古名「かがち(酸漿)」にたとえた言葉で、「かがち」から転じた「かがし」は「ヘビ」も表した