風雲児の語源・由来
風雲児の「風雲」とは、竜が風と雲を得て天に昇るような勢いで、英雄・豪傑が頭角を現す好機のこと。転じて、世の中が激しく動きそうな気運もいう。風雲児は、世の中の乱れなどに才能を現し活躍する人を表す
風雲児の「風雲」とは、竜が風と雲を得て天に昇るような勢いで、英雄・豪傑が頭角を現す好機のこと。転じて、世の中が激しく動きそうな気運もいう。風雲児は、世の中の乱れなどに才能を現し活躍する人を表す
尋常の「尋」も「常」も長さの単位で、古代中国で「尋」は8尺(日本では6尺または5尺)、「常」はその2倍の16尺を表した。8尺や16尺は並みの長さであることから、「普通」や「当たり前」の意味に転じた
ごまめは「こまむれ(細群)」の「むれ」が略されたもので、古くは「こまめ」と呼ばれた。「こ」が「ご」と濁音化されたのは、体が丈夫なことを意味する「まめ(忠実)」に接頭語の「ご(御)」が付いた「ごまめ
ほくそ笑むの「ほくそ」は、「北叟(ほくそう)」に由来する。北叟とは、古く中国で北方の砦に住むとされた老人 塞翁のことで、北叟が喜ぶときにも憂うときにも少し笑ったという故事から、「ほくそう笑む」が転
金輪際は、仏教用語に由来する。「金輪」は三輪と呼ばれるもののひとつで、大地の世界を意味し、その下に水輪、風輪と続き、さらに虚空があるとされる。金輪際は、金輪と水輪の接する部分で、金輪の最も奥底
ごろつきは、動詞「ごろつく」の連用形が名詞化されたものである。「ごろつく」の「ごろ」は「ゴロゴロ転がる」の意味で、「つく」は「うろうろ」が「うろつく」など、擬音語や擬態語に付く接尾語である。ご
根掘り葉掘りの「根掘り」は、根元から丁寧に全部掘り起こすことで、「徹底的に」「しつこく」の意味となる。「葉を掘る」という不思議な意味になる言葉の「葉掘り」は、「根掘り」に語調を合わせたもの。「
ラリるの「ラリ」の語源は、以下の通り諸説ある。1.睡眠薬を飲むと、ろれつが回らなくなり、「らりるれろ」のラ行しか発音できなくなるためという説。2.馬鹿者を意味する「らり」を動詞化したとする説。
水商売の語源は、以下の通り諸説ある。1.流水のごとく収入が不確定な商売の意味からとする説。2.芸妓などの職業を「泥水稼業」や「泥水商売」と呼んでいたことからとする説。3.江戸時代、街路など
ヒステリーは、ドイツ語「Hysterie」からの外来語で、「子宮」を意味するギリシャ語「hustéra」に由来する。ヒステリーが「子宮」に由来するのは、ヒステリーが女性に多く、子宮の異常が原因で起
博打は、「ばくうち」と呼ばれていたものが変化し「ばくち」となった語。「博」は、双六(すごろく)などサイコロを用いた遊びを意味し、金品を賭ける意味を含むことも多かった。「打」は、古くから賭け事を
御の字の「御」は尊敬の意を表したり、名詞の頭に付けて丁寧に言うときに用いる文字である。その「御」の字を付けたくなるほどありがたいという意味で、「御の字」という言葉が生まれた。もとは遊里から出た