かばねの語源・由来
かばねの語源には、「株根(かぶね)」や「株名(かぶな)」があり、「血統」の意味からと思われるが未詳。新羅で導入されていた社会制度で、氏族の序列をつける「骨品制」があることから、「死体」や「死体の骨
かばねの語源には、「株根(かぶね)」や「株名(かぶな)」があり、「血統」の意味からと思われるが未詳。新羅で導入されていた社会制度で、氏族の序列をつける「骨品制」があることから、「死体」や「死体の骨
世紀は、英語「century」の訳語。当初「century」には「百年」や「世期」など様々な訳語が用いられたが、明治20年頃から「世紀」で定着していった。漢語では、ある事柄に特徴づけられる一纏
「上の空」は、平安時代から使われている表現で、「空の上方」を指しています。この言葉は、「心空なり」という形容動詞が存在し、それが「空なる心」を表現する際に「上の空なる心」と組み合わせられ、後には心が奪
合いの手は、元は邦楽用語。「あい」は「間」を意味し、「て」は「メロディー」「楽曲」「調べ」などを意味する。そこから、歌や踊りの間に入れる演奏を「合いの手」と言うようになった。さらに、会話な
いいなずけ(いいなづけ)は、動詞「言い名付く(いひなづく)」の連用形が名詞化した語で、「許婚」「許嫁」は共に当て字。「言い名付く」は中世以降に用いられはじめた語で、上流武家の間で男性支配型の婚姻と
寄席は、「寄せる(よせる)」の連用形「寄せ(よせ)」に、「席」や「場」がついた「寄せ席」や「寄せ場」の下略である。「寄せる」は人を集める意味で、「人寄席(ひとよせせき)」とも呼ばれていた。近世
「第」は「第何位」などと用いられるように、一段一段の段階をや物事の順序を意味し、転じて、段階ごとの試験も意味するようになった。そこから、落第は段階ごとの試験に落ちる意味で、「不合格」を表すようにな
「よもやま(四方山)」に「山」と付くのは、「やも」が「やま」に変化した後に当てられたもので、「よもやも(四方八方・四面八面)」の音変化と考えられる。よもやまは「四方八方」の意味から、「あちこち」「
むなしいは、「み(身・実)」と「な(無)」から生じた語で、中身が無いこと。「みな」が変化した「むな」に、形容詞を作る接尾語「し」が加わって「むなし」になり、口語化されて「むなしい」となった。心
札付きは、江戸時代の人別帳に由来する。江戸時代、「連座」という制度があり、罪を犯した本人だけでなく、家族や隣近所(五人組)などにも刑罰が及んだ。家族や近所の中に素行の悪い者がいると、罪を着せら
ノベルは、英語「novel」からの外来語。「novel」は、「new story(新しい物語・新しい話)」を意味するラテン語が語源で、「nov」には「新しい」という意味がある。小説の「nove
太刀打ちは、文字通り、太刀(長大な刀剣)で打ち合って競うというのが本来の意味。転じて、まともに張り合って競争する意味となった。多く、「太刀打ちできない」などと打ち消しの語を伴い、「まともに張り