パグの語源・由来
パグ(pug)の語源には、頭の形が握り拳に似ていることから、ラテン語で「握り拳」を意味する「pugnus(パグナス)」に由来する説。パグはマーモセットに似た表情をすることから、マーモセットの通称「
パグ(pug)の語源には、頭の形が握り拳に似ていることから、ラテン語で「握り拳」を意味する「pugnus(パグナス)」に由来する説。パグはマーモセットに似た表情をすることから、マーモセットの通称「
ポメラニアン(Pomeranian)は、ドイツ北東部からポーランド北西部にまたがるポメラニア地方に由来する。ポメラニア地方がポメラニアンの直接の原産地ではないが、元となる犬種がこの地方に多く存在す
ミシンは、「縫う機械」を意味する英語「sewing machine(ソーイング・マシン)」の「machine(マシン)」が転訛した語。18世紀の中頃から、イギリスでは種々のミシンが考案され、185
蕁麻疹の語源は、イラクサの中国名「蕁麻」から。イラクサ(蕁麻)は、葉や茎など草全体にトゲがあり、皮膚の痛みや腫れの原因となる「蟻酸(ぎさん)」が含まれている。蕁麻疹は、イラクサのトゲに触れたか
片棒とは、駕籠(かご)や畚(もっこ)の前棒か後棒のことで、それを担ぐ人もいう。古典落語の『片棒』も、棺の樽で担ぐものは異なるが「担ぎ棒」のことである。駕籠は二人一組で棒を担ぐことから、仕事や企
上代には「カリ」と呼ばれていたが、室町時代頃から「ガン」が現れた。次第に一般名として扱われるようになり、現代では「ガン」が正式名、「カリ」が異名という扱いをされるようになった。「カリ」が「ガン
出たとこ勝負は、サイコロ賭博に由来する。サイコロ賭博では、出た賽の目の数で勝負が決まるが、どの目が出るかは予測がつかない。そこから、何も対策などを立てずに物事を進めていくことをたとえ、「出たと
がんは、江戸時代の医学書に「乳岩」で見られるため、「岩」の漢字音が語源と考えられる。がんを「岩」としたのは、触ると固いしこりがあるところからと思われる。漢字の「癌」も、「岩」の異体字「嵒」に病
古くは、不届きを「ぶとどき」ともいい、文字通り「届かないこと」の意味であった。届かない対象が「法」や「道理」に当てられて、道や法にそむいた行為を意味するようになり、転じて「不埒なこと」「不注意なこ
ぬかずくは「額(ぬか)」+「突く(つく)」の語構成で、「額突く」と漢字表記する。「ぬか」は「ひたい」と同義語だが、礼拝の意味でも使われる語であった。「つく」は地面に突き当てる意味で、ぬかずく(
とっくには、早いさまを表す「とし(疾し)」の連用形「とく」が音変化した「とっく」に、格助詞の「に」が付いた語。「疾し」は、鋭いさまを表す「利し・鋭し」と同源である。「とっくに」の格助詞「に」を
首っ引きは、「首引き(くびひき)」が促音化した語。首引きとは、向き合った二人が輪にした紐を互いの首にかけ、引っ張り合って寄せられた方が負けとする遊びのこと。二人の距離が近く、懸命に向き合って行