「時」「時間」「時刻」の違い
時と時間は、過去・現在・未来へと一定の速さで連続して流れてゆくと考えられているものを表す。「時(時間)が経つのは早い」のように、幅をもった表現に「時刻」は用いられない。「時は戦国時代」
時と時間は、過去・現在・未来へと一定の速さで連続して流れてゆくと考えられているものを表す。「時(時間)が経つのは早い」のように、幅をもった表現に「時刻」は用いられない。「時は戦国時代」
広報とは、官庁や企業、各種団体などが、施策や活動内容、商品やイメージなどを広く一般の人々に知らせること。また、そのお知らせ。PR。戦前まで「広報」は「弘報」と書かれることが多かったが、弘報は情報の
怪しい・疑わしい・訝しい(いぶかしい)・いかがわしいは、正体がよくわからず何か変だと感じるようすを表すが、その感情にも違いがある。怪しいの本来の意味は、不思議な力があるもの、神秘的なものに対し
シロサイとクロサイは、名前からして体色で区別できそうに思えるが、名前の由来は体色と全く関係なく、誤解から生まれたもの。シロサイの体色はグレー、クロサイの体色はグレーか灰褐色で、両者を色で見分けるこ
xコックは、西洋料理や中華料理の料理人のこと。オランダ語の「kok」に由来し、英語では「cook」である。シェフはコック長、つまり料理長のことで、フランス語の「chef」から。英語の「
「曖昧」「あやふや」「うやむや」は、物事がはっきりしないさまをいう。曖昧は、意図的にごまかしてはっきりさせない場合にも、意図せず不確かな場合にも用いる。あやふやは、意図せず不確かな場合
平和と和平の意味は似ているが、使い分けは明確で、平和は、戦争や紛争・災害などがなく、世の中や暮らしが穏やかな状態にあること。和平は、争っていた国同士が仲直りするなど、平和な状態になること。つま
皮は「手の皮」や「みかんの皮」など、動植物の外表を覆っている膜。「餃子の皮」や「饅頭の皮」など、物を覆ったり包んだりしているもの。「化けの皮」や「欲の皮」など、物事の本質を覆っているものをいう
氾濫も決壊も、大雨などで起こるものだが、表す状態に違いがある。氾濫は、雨などによって水があふれかえること。決壊は、堤防やダムなどが切れて崩れることをいう。大雨で堤防が決壊し、川の水
発見は、今まで世の中に知られていなかったものを見つけ出すこと。発明は、今まで世の中になかったものを新たに作り出したり、考え出したりすることである。特許法では、発見者ではなく、発明者に特許を
徳利は、口の近くが狭くすぼみ、胴が膨らんだ形をした、陶製・金属製・ガラス製の酒・醤油・酢などを入れておく容器。特に、日本酒を入れてお猪口に注ぐ酒器として使われる。本来は「とくり」だが、現在では
違法と不法と非合法と脱法は、法律にそむくという意味では共通するが、「違法駐車」とは言っても「不法駐車」とは言わず、「不法監禁」とは言っても「違法監禁」とは言わないように、これらの言葉は使い分けされてい
意図的と恣意的は類語ではなく、全く意味の異なる言葉なので、誤用に注意が必要である。意図は何かを行おうと考えている事柄や、思惑、もくろみのことで、意図的は目的や考えを持ってわざとするさまを表す。
「ちょくちょく」「しばしば」「度々(たびたび)」は、同じ事・同類の事が何度も繰り返されるさまをいう。繰り返しの間隔・頻度は、使う人によって差があるが、「しばしば」よりも「ちょくちょく」の方が間隔が
油は「氵(さんずい)」が付いているように液体で、植物性・鉱物性のあぶらを表す。脂は「月(にくづき)」が付いているように動物性で、固体のあぶらに使われる。これらの使い分けは、一般的なものから区別
ひげを表す漢字には「髭」と「鬚」と「髯」がある。単に「ひげ」といった場合は「髭」の漢字を使うが、口ひげ(口の上の毛)は「髭」、あごひげは「鬚」、ほおひげは「髯」と生えている場所によって使い分けられ
怒るは「起こる」と同源で、「感情が高まる」の意味から腹を立てること。叱るは目下の者の言動に対し、欠点を強くとがめ戒めること。よく「子供を怒るのではなく、子供を叱るように」と言われるのは、怒るは
精算の「精」は「精細」「精密」「精巧」などにも使われるように、「細かい」「詳しい」の意味があり、精算は金額などを細かく計算することや、料金などの過不足を計算し処理することを意味する。「出張費の精算