妾の語源・由来
妾は目を掛けて世話をすることに由来する語で、本来は「目掛け」と書く。「めかけ」は中世末期から見られる語で、同じ時代には、手を掛けて愛することから「てかけ」という言葉もあった。『日葡辞書』には「
妾は目を掛けて世話をすることに由来する語で、本来は「目掛け」と書く。「めかけ」は中世末期から見られる語で、同じ時代には、手を掛けて愛することから「てかけ」という言葉もあった。『日葡辞書』には「
もんぺの語源には、「股引(ももひき)」「股はき(ももはき)」が変化した「もっぺ」からとする説。門兵衛という人が考案したため、名前をもじったとする説。トイレで簡単に用が足せないことから、門が閉ざ
玄人は「素人」の対義語として生まれた言葉。素人の語源である「白人(しろひと)」の対は「黒人(くろひと)」で、「くろひと」が音便化して「くろうと」になった。玄人のふりをする意味の動詞「くろがる」
アバターは英語「avatar」からだが、元はサンスクリット語。ヒンドゥー教の神話で、「この世に現れた神仏の化身」や「思想などの体現者」などを意味した。バーチャルコミュニティーの中で、自分の分身
のんきを漢字で「暢気」「呑気」と書くのは当て字。正しくは「暖」を「のん」と唐音読みした「暖気」である。中国では「暖気(だんき)」と読み、暖かい気候を意味していたが、中世頃の日本では「気晴らし」
なますは、『日本書紀』や『万葉集』に「膾」の表記で見られ、生肉を細かく刻んだものを指した。生肉は「なま(生)」+「しし(肉)」で「なましし」と言っていたため、「なましし(生肉)」が転じて「なます」
二束三文の読み・別表記にそくさんもん/二足三文二束三文の意味数が多くても値段が非常に安くて値打ちがないこと。ほとんど利益なしで売るときの値段。語源由来辞典「二束三文」の類語・言い換え
セピアは、英語「sepia」からの外来語。「sepia」は「コウイカ」を意味するラテン語に由来する。元々、セピアはイカの墨から作る暗褐色の絵の具を指した。イカ墨で描いた絵や文字は、日光など
安堵の「堵」は「垣」の意味で、安堵は「垣の内で安心して生活すること」「居所に安住すること」が原義である。そこから、中世に「心が安らぐこと」「安心すること」の意味に広がった。また、中世・近世には
くれないの語源は、「紅花(べにばな)」の異名「呉の藍(くれのあゐ)」の変化である。「呉」とは中国の「呉(ご)」の国のことで、日本では中国一般を意味することも多い。くれないは、紅花を染料とする色
ジンクスは、縁起が悪いものを意味する英語「jinx」が語源である。英語「jinx」は、魔術に用いるキツツキ類の名をさすギリシャ語に由来する。日本では悪い意味が失われ、因縁や縁起などの意味で用い
シルエットは、18世紀のフランスの蔵相エティエンヌ・ド・シルエット(Etienne de Silhouette)の名前に由来する。シルエット蔵相は倹約政策のひとつとして、「肖像画は高価な絵の具を使