付和雷同の語源・由来

付和雷同は、同じ意味の言葉を組み合わせた四字熟語。
「付和」は、付き従って相槌を打つこと。深い考えも持たず、すぐに他人の意見に賛成すること。
「雷同」は、雷が鳴ると万物がそれに応じて響くように、わけもなく他に同意すること。

付和雷同は、『礼記』の中の一節に由来するといわれることも多い。
しかし、『礼記』には「勦説する毋れ、雷同する毋れ(他人の説を盗んで自分の説としたり、むやみに他人の意見に賛同してはいけない)」とあるだけで、「付和」は出てこない。
『礼記』に由来するのは「雷同」であり、付和雷同の語源とするのは間違いである。

出典:付和雷同 – 語源由来辞典

「付和」とは、自分にしっかりとした考えがなく、軽々しく他人のことばに合わせるすることで、「附和」とも書く。
「雷同」とは、雷がなると万物がそれに応じて響くこと。
『礼記』に「勦説する毋れ、雷同する毋れ(他人の説を盗んで自分の説としてはいけない、他人の意見にむやみに賛同するものではない)」とある。

出典:付和雷同 – 故事ことわざ辞典

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