おでんの語源・由来
おでんは、「でんがく(田楽)」の「でん」に、接頭語「お(御)」を付けた女房詞。室町時代に生まれ、当時のおでんは味噌を塗って焼く「豆腐田楽」を指していた。近世に入り、こんにゃくや野菜、魚焼き田楽
おでんは、「でんがく(田楽)」の「でん」に、接頭語「お(御)」を付けた女房詞。室町時代に生まれ、当時のおでんは味噌を塗って焼く「豆腐田楽」を指していた。近世に入り、こんにゃくや野菜、魚焼き田楽
ハンサムは、英語「handsome」からの外来語で、「Hand(手)」+「Some(~しやすい)」から成り立ちます。元々の「handsome」は、「手で扱いやすい」という意味を持っています。この表現は
男爵いもは、川田龍吉男爵にちなむ名前。明治41年(1908年)、川田龍吉男爵がイギリス原産の品種「アイリッシュコブラー」を輸入し、北海道亀田郡七飯村(現在の七飯町)の村田惣次郎に譲り渡して試作を重
みょうがは、古名を「めが」といい、奈良時代には「売我」「女我」と表記され、平安中期から中国名の漢字「蘘荷」が使われた。「めが」の語源には、その香りから「芽香(メガ)」の意味とする説と、ショウガを「
はっけよいの「はっけ」は易占いの「八卦」のことで、「八卦良い」の意味とする説が一般には広まっている。日本相撲協会では、「はっきょい」として「発気揚々」の意味と捉えている。しかし、力士に対して動
束の間の「束」はと、上代の長さの単位。一束が指4本分の幅、つまり一握り分ほどの短い幅のことである。この幅が時間の長さにたとえられ、ほんのちょっとの時間を「束の間」と言うようになった。
しんがりは、最後尾で行動する意味の「しりがり(後駆)」が変化した語。しんがりの同義語には、「後備え(あとぞなえ)」や「殿軍(でんぐん)」、「しりはらい(尻払い)」が変化した「しっぱらい」がある。
ポン酢の名前には、「ポンカン」の「ポン」とは異なり、意味があるわけではありません。実際の語源は、オランダ語の「pons(ポンス)」で、これは柑橘類の果汁を指します。この「ポンス」が変化して「ス」に「酢
シカトは、花札の10月の絵柄「鹿の十(しかのとお)」が略された語。十月の札は、鹿が横を向いた絵柄であるため、そっぽを向くことや無視することを「シカトする」言うようになった。警視庁刑事部による『
ヤブ医者の語源は諸説あるが、「野巫医者(やぶいしゃ)」を語源とし、「藪」は当て字とする説が有力とされる。野巫は「田舎の巫医(ふい)」とも言われ、呪術で治療する田舎の医師のこと。あやしい呪術で治
「色男」は、歌舞伎で男女の濡れ場を演じる「濡事師」の俗称です。濡事師は、美しい男性を演じるために顔を白く塗っていたことから、「色男」とも呼ばれるようになりました。この言葉は、美男子を指す際にも
本草学者の小野蘭山が『耋筵小牘』(1808年)の中で、馬鈴薯をジャガイモ(当時の呼称はジャガタライモ)として解説したことから、ジャガイモは「馬鈴薯」と呼ばれるようになった。「馬鈴薯」は中国語に由来