魚の語源・由来
魚は、元々「酒菜(さかな)」と書き、「酒のつまみ」を意味していた。奈良時代から室町時代にかけて、「さかな」と呼ばれていたものは、「塩」「すもも」「味噌」など。江戸時代以降、酒の肴に魚肉が多く使
魚は、元々「酒菜(さかな)」と書き、「酒のつまみ」を意味していた。奈良時代から室町時代にかけて、「さかな」と呼ばれていたものは、「塩」「すもも」「味噌」など。江戸時代以降、酒の肴に魚肉が多く使
「房」は「部屋」の意味で、女房は「女官の部屋」という意味であった。平安中期以降、女房は女官の部屋の意味から、私室を与えられた高位の女官、貴人邸に仕える上級の侍女を指す言葉となり、出身の階級や身分に
嫁の語源は、息子の妻として迎えることから「呼女(よびめ)」の意味とする説。姑(しゅうとめ)に対し、嫁は弱い立場にあるため「弱女(よはめ)」の意味とする説。「良女(よきめ)」「吉女(よめ)」の意
妻の語源は、連れ添う夫婦の意味に由来し、「つ」は粘り気のある意味の語根、「ま」は「身(み)」の転。もしくは、「つ」が「連(つら)」の語幹で、「連れ身(つれみ)」の略転と考えられている。元来、「
鉢合わせの鉢は、その形状から「頭蓋骨」、さらに「頭」も表すようになった語で、はちまきの「はち」も「頭」のことである。合わせは「ぶつける」の意味で、元々、鉢合わせは出会いがしらに頭と頭がぶつかり合う
ハロウィンの語源は、「All Hallow’s Even」を短縮した「Halloween」であり、「Hallowe’en」とも表記されます。この言葉は「諸聖人の祝日の前夜」を指し、古代ケルト人の秋の収
覆水盆に返らずの「覆水」とは、こぼれた水のこと。「盆」は水などを入れる平たい鉢のことである。一度こぼれた水は二度と元の盆に戻らないことから、別れた夫婦は復縁しないことや、取り返しがつかないことのた
「猫も杓子も」は、寛文8年(1668年)の『一休咄』に「生まれては死ぬるなりけりおしなべて 釈迦も達磨も猫も杓子も」と記されており、それ以前にも使用例が見られますが、正確な語源は不明です。以下はいくつ
ありきたりは、動詞「在り(有り)来たる」の連用形が形容詞として用いられるようになった語。「あり(在り・有り)」は「存在すること」、「来たる」は動詞の連用形に付いて「し続けて現在にまで及ぶ」を意味す
月並みは、元々「毎月」「月ごと」「毎月決まって行うこと」などを意味する語であった。そこから、和歌・連歌・俳句などで行うなう月例の会を「月並みの会」と言うようになり、俳句の世界では「月並俳諧」という
マンネリは、英語「mannerism(マンネリズム)」の略で、芸術や文学、演劇などの型にはまった手法や、様式や態度への強い固執などを意味する。「マンネリズム」は、「行儀」「作法」「礼儀」や、きまり
はんこは「版行・板行(はんこう)」が音変化した言葉で、漢字で「判子」と書くのは当て字である。版行(板行)は、図書や文書を判木で印刷し発行することで、刊行や出版と同じ意味。それが、鎌倉時代から、