女房の語源・由来

「房」は「部屋」の意味で、女房は「女官の部屋」という意味であった。
平安中期以降、女房は女官の部屋の意味から、私室を与えられた高位の女官、貴人邸に仕える上級の侍女を指す言葉となり、出身の階級や身分によって、「上臈(じょうろう)」「中臈(ちゅうろう)」「下臈(げろう)」に大別された。
女房が「妻」の意味として用いられた例は、平安時代の貴族の日記にも見られるが、この頃は単に「女性」の意味でも用いられており、妻を遠まわしに表現したものであろう。
「妻」の意味に定着したのは、中世後期から近世前期頃である。

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