雑煮の語源・由来
武家社会では、雑煮を「烹雑(ほうぞう)」と呼んでいた。「烹雑」の「烹」は「煮る」の意味で、餅や野菜、海産物など雑多なものを入れて煮ることからこの名がある。「烹雑」は「煮雑(にまぜ)」とも呼ばれ
武家社会では、雑煮を「烹雑(ほうぞう)」と呼んでいた。「烹雑」の「烹」は「煮る」の意味で、餅や野菜、海産物など雑多なものを入れて煮ることからこの名がある。「烹雑」は「煮雑(にまぜ)」とも呼ばれ
みなとの「み」は「水」、「な」は古い連体助詞で「の」、「と」は「門」で、港は「水の門」という意味。『古事記』や『日本書紀』では、「水門」と表記されている。元は、川や海などの水の出入口を「みなと
無料を意味する「ただ」を漢字にすると「只」になる。この「只」を分解してカタカナにすると「ロハ」になることから、「無料」のことを「ロハ」と言うようになった。ロハの語源には、ドイツのザクセン地方の
正月の語源は、事物の起源や語源・語義を解説した室町中期の類書『壒嚢鈔』の説が有力とされる。それには、「政治に専念した秦の始皇帝の降誕の月をセイグヮツ(政月)と言っていたものが、正月と書かれるように
元旦の「元」は「はじめ」の意味。「旦」は「日」が「太陽」、その下の横棒が「地平線」で、地平線から太陽が現れることを示し、「日の出」や「朝」の意味をもつ。つまり、一年の最初の朝なので、元日の朝を
元日の「元」は「はじめ」の意味。文字通り、元日は一年の最初の日を表す。元旦には1月1日の朝という意味もあるが、元日には朝の意味は含まれない。
日中は岩穴や砂の中に棲む夜行性の魚であることから、「あなご」と呼ばれるようになったとする説が有力とされる。この説では、「穴籠り(あなごもり)」が変化して「あなご」になったとの見方もある。また、
『万葉集』などに「むなぎ」とあるように、うなぎは古名の「むなぎ」が転じた語である。むなぎの語源は諸説あるが、「む」は「身」を意味し、「なぎ」は「長し(長い)」の「なが」からとする説が有力とされる。
夢の語源は「寝目(いめ)」で、「寝(い)」は「睡眠」、「目(め)」は「見えるもの」の意味である。平安時代頃より「ゆめ」に転じ、「はかなさ」など種々の意味で比喩的にも用いられるようになった。夢が
髪の語源は、「上の毛」の下略で「かみ」なったと考えられる。その他、「身(み)」に生えた「毛(け)」に、上部を表す原語「頭(か)」が付いた「頭身毛(かみけ)」の略など様々な説があるが、いずれの説も「
たまごは形が球状であることから「玉の子」で、「たまご」と呼ばれるようになったもの。この語が見られるようになるのは室町期だが、当時は方言もしくは俗語として使われ、広く用いられるようになったのは江戸時
サインは、英語「sign」からの外来語。ただし、「サインする」は「sign」であるが、日本で「署名」の意味の「サイン」は英語で「signature」、タレントなどがする「サイン」は「autogra