後の雁が先になるの語源・由来
雁は一列に並んで飛んでいるが、後尾についていた雁が前に出て雁行が乱れる様子から、先の者が油断している隙に追い越すさまをいう。後輩が先輩の力量・地位・権力・財産などを凌いで出世することのほか、年下の
雁は一列に並んで飛んでいるが、後尾についていた雁が前に出て雁行が乱れる様子から、先の者が油断している隙に追い越すさまをいう。後輩が先輩の力量・地位・権力・財産などを凌いで出世することのほか、年下の
「岐」は、枝道・分かれ道。「亡」は、逃げるという意。中国戦国時代、羊が一匹逃げたので大勢で追いかけたが、分かれ道が多くて見失ってしまった。その話を聞いた思想家・楊朱は、学問の仕方もそれと同
「末代」とは、死んでからの後の世のこと。知らないことを聞くのは恥ずかしいが、聞かないまま知らずに過ごせば、死んだ後まで恥ずかしい思いをするということから。出典:聞くは一時の恥聞かぬは末代の恥
「悪好き」とは、度を過ぎて好むこと。出典:下手の悪好き - 故事ことわざ辞典
「面の皮」とは顔の表皮のことで、面の皮の下に本当の顔があるという意味でいう。ずうずうしく世渡りしている者の正体をあばき、こらしめること。出典:面の皮を剥ぐ - 故事ことわざ辞典
痛切に感ずる意味の「入る」は、自動詞四段活用。心を傾ける意味の「入る」は、他動詞下二段活用。出典:身に入る - 故事ことわざ辞典
狸は人を化かす動物といわれることから。出典:狸の念仏 - 故事ことわざ辞典
「風樹」とは、風邪に吹かれて揺れ動く樹木のこと。風が吹きやまなければ揺れ動いてしまう樹木のように、どうすることもできないことから。『韓詩外伝』に「樹静かならんと欲すれども風止まず。子養わん
「千金」とは、千両・大金の意。楚の季布は信義厚い任侠として知られ、いったん承知し引き受けたことは必ず守り通し、黄金百斤を得るより、季布の一度の承諾を得るほうが価値があると、楚の人々にいわれたという
指示を出す船頭が多くいれば、それぞれ違った指示を出すため、船が岸から遠く離れた沖に向かってしまうという意味から。出典:船頭多けりゃ沖に乗り出す - 故事ことわざ辞典
「幽明」とは、暗い所と明るい所。転じて、あの世とこの世のこと。あの世とこの世の境界を越えた者とは、再び現世で出会わないことから。出典:幽明境を異にする - 故事ことわざ辞典
「才子」とは、すぐれた才能を持つ人のこと。多く男性についていう。出典:才子才に倒れる - 故事ことわざ辞典