うなじの語源・由来
うなじの「うな」は首や首の後ろを指す語で、「うなずく」や「うなだれる」なども、この「うな」に由来する。「じ」は「しり(尻)」で「後ろ」を表し、うなじを「うなぜ」と言うのも「うな」と「せ(背)」の意
うなじの「うな」は首や首の後ろを指す語で、「うなずく」や「うなだれる」なども、この「うな」に由来する。「じ」は「しり(尻)」で「後ろ」を表し、うなじを「うなぜ」と言うのも「うな」と「せ(背)」の意
考えるの文語は「かんがふ」で、古くは「かむがふ」であった。「かむがふ」の「むかふ(むがふ)」は、「むかう(向かう・対)」の意味。最初の「か」は、「すみか(住み処)」「ありか(在り処)」などの「
エッセイは、英語では「essay」、フランス語では「essai」。「essay」と「essai」は同源で、フランスの思想家ミシェル・ド・モンテーニュの著書『Les Essais(随想録)』に由来す
コラムは、英語「column」からの外来語で、「柱」を意味するラテン語「columna」に由来する。本来、英語の「column」は、古代ギリシャやローマの建築に見られる石の円柱を意味した。そこ
雛人形の「雛」は、「小さい」や「愛らしい」の意味からの呼称で、元々はひよこをかたどった人形であったということではない。雛人形の起源は、平安時代に始まった、けがれや災いを移して流す「人形(ひとがた)
クレパスは「クレヨン」と混同されがちであるが、1926年に株式会社サクラクレパスが発売した画材で、同社の登録商標である。クレパスは、クレヨンのように色が画用紙に定着しやすく、パステルのように柔らか
クレヨンは、英語「crayon」からの外来語で、その語源はフランス語にある。フランス語の「crayon」は、「白亜」を意味する「Craie」に「小片」を意味する「-on」がついた語で、広義には「鉛
そばかすは、江戸時代から見られる語で、読みの「そばかす」と漢字の「雀斑」は、それぞれ別のものに由来する。読みの「そばかす」は、ソバの実を粉にした後の「蕎麦殻(そばがら)」に似た斑点ができることから
ニコチンの語源は、フランスの外交官 ジャン・ニコ(J.Nicot)の名前に由来する。ポルトガル大使であったジャン・ニコは、リスボンであらゆる病気に効くというタバコ種の植物を貰い受け、大使館の庭に植
ネーブル(navel)とは、「へそ(臍)」のこと。果頂部(へたと反対部分)がへそ形に盛り上がっていることから、こう呼ばれるようになった。日本では「臍蜜柑(へそみかん)」や「臍橙(へそだいだい)
ババロアは、フランス語で「バイエルンの」を意味する形容詞「bavarois」からの外来語。ババロアがドイツの旧バイエルン王国に由来するのは、18世紀、パリのカフェ「Cafe Procope」で、バ
すしの語源は、「酸っぱい」を意味する形容詞「酸し(すし)」の終止形。古くは、魚介類を塩に漬け込み自然発酵させた食品を「すし」といい、発祥は東南アジア山間部といわれる。「酢飯(すめし)」の「め」