下馬評の語源・由来
下馬評の「下馬」は、馬から下りる意味のほか、城や社寺の門前で馬を下りなければならない場所の「下馬先」も意味する。主人のお供の者が、下馬先で城内や社寺に入った主人を待ちながら、噂や評判を交わしていた
下馬評の「下馬」は、馬から下りる意味のほか、城や社寺の門前で馬を下りなければならない場所の「下馬先」も意味する。主人のお供の者が、下馬先で城内や社寺に入った主人を待ちながら、噂や評判を交わしていた
太公望は、周代の政治家であった呂尚(りょしょう)の別名「太公望」に由来する。出典は、中国の『史記(斉世家)』。呂尚は大変な釣り好きで、渭水(いすい)という川で釣りをしていた。そこへ周の文王
サッカーの正式名称は、「association football(アソシエーションフットボール)」と言う。サッカーの語源は、「association」の「soc(仲間)」に「c」を加え、人を意味す
リクルートは、英語「recruit」からの外来語。英語では「新入社員」「新人募集」のほか、「新兵」も意味する。「recruit」は「新たに生じたもの」を意味するフランス語「recrue」に由来
コーチの語源は、ハンガリーの町の名「Kocs」に由来する。「Kocs」で四輪馬車が最初に造られたことから、町の名にちなみ「kocsi」と呼ばれ、「kocsi」が英語に入って「coach」となった。
古くは「いひぼ(いいぼ)」と呼ばれており、「ひ(い)」が略されて「いぼ」になった。「いひぼ」は「飯粒」を表す言葉であるから、皮膚にできる米粒のようなものとたとえたところからと考えられる。漢
テンは、中国語の「貂(チョウ・テウ)」に由来する。中国語の「貂」は地方によって、また朝鮮語音で「トン」と発音することから、日本で「トン」が訛り「テン」となった。漢字「貂」の「豸」は「のそのそと
トマトは英語「tomato」からの外来語で、日本には宝永5年(1708年)に伝来した。英語の「tomato」は、「膨らんだ果実」を意味するメキシコ先住民のナワトル語「tomatl(トマトゥル)」に
すみませんは、動詞「済む」に打ち消しの助動詞「ぬ」がついた「すまぬ」の丁寧語「すみませぬ」が元の形で、打ち消し「ぬ」を「ない」に替えた形が「すまない」である。「済む」は「澄む」と同源で、澄むの「濁
「タメ口」の「タメ」は、もともと博打用語で「ぞろ目(同目)」を指していた言葉です。1960年代からは、不良少年の隠語として「五分五分」を表す意味で使われ、同等性や同じであることを意味するようになりまし
自分の「分」は、本来備わっている性質を意味する「本分」の「分」で、「自分」は自らの力量をさす語であったが、古くから「私自身」を意味する言葉としても用いられた。最も古い「自分」の一人称の用法は、82
私の語源は、「われ」「わが」などの「わ」に関係すると思われるが、それ以上のことは分かっていない。「わたくし」は中世前期頃まで、「公(おおやけ)」に対する「個人」の意味で用いられ、一人称の代名詞とし