舎利の語源・由来
舎利は、「遺骨」「死骸」「身体」を意味するサンスクリット語「sarira」の音写。塔に舎利(実際には舎利を象徴するもの)を納めて供養し、信仰の対象とされた。
舎利は、「遺骨」「死骸」「身体」を意味するサンスクリット語「sarira」の音写。塔に舎利(実際には舎利を象徴するもの)を納めて供養し、信仰の対象とされた。
温州みかんは、室町時代末期から「温州橘(うんじうきつ・うんじゅきつ)」の名で見られ、江戸時代から「温州蜜柑」や「唐蜜柑」と呼ばれている。「温州」は中国浙江省の地名で、みかんの中心的産地として知られ
みかんは、1603年の『日葡辞書』に「miccan」と表記されているように、古くは「ミッカン」と発音されていたが、促音の「ッ」が省略され「ミカン」となった。室町時代に中国から伝えられた品種が、それ
ひつまぶしの語源は、細かく刻んだうなぎの蒲焼をお櫃のご飯にまぶすことからである。漢字で書くと「櫃まぶし」もしくは「櫃塗し」になるが、普通はひらがなで「ひつまぶし」と表記される。「ひつまむし」と
「ずんだ餅」の「ずんだ」の語源は、「豆を潰す意味の「豆打(ずだ)」が訛ったものと考えられています。仙台藩伊達政宗公の陣中で、太刀で枝豆をすり潰されたことが起源とも言われ、その由来から「陣太刀」が変化し
こんにちはの語源は、「今日は(こんにちは)御機嫌いかがですか?」などの挨拶から派生しています。「今日は」以下を省略することで、「こんにちは」という形に変化しました。語源からも分かる通り、「こんにちわ」
この球技がアメリカから日本へ入った当初は「baseball(ベースボール)」と呼ばれ、「玉遊び」「打球鬼ごっこ」「底球」などと訳されたが、いずれも定着しなかった。第一高等中学校の野球部員 中馬庚が
肉の漢字は、動物の筋肉の線を描いた象形文字。読みの「にく」は呉音である。肉を古くは、「しし(獣・鹿・猪と同源)」と言い、平安中期の『和名抄』でも「しし」としている。食用としての肉は、牛・豚
馬耳東風の「東風」は、東から吹く暖かい風で「春風」の意味。馬耳東風の「馬耳」は、文字通り「馬の耳」のこと。つまり、馬耳東風は、人は春風(東風)が吹けば寒い冬が去って暖かくなると思い喜ぶが、馬は
暖簾に腕押しの語源には、二通りの解釈がある。ひとつは、手ごたえがないたとえとして「のれんを腕(手)で押すようなもの」という、意味をそのまま解釈した一般的なもの。もうひつは、「腕押し」とは「腕相
猫に小判は、人間にとっては貴重な小判であっても、猫にはその価値がわからないことから生まれたことわざ。猫が選ばれた理由は、身近な動物であったこと以外にないが、犬と比較するならば飼い主の言うことを聞か
どんなに素晴らしい経文を牛に説き聞かせても、言葉の通じない牛は聞く耳を持たず、全く効果がないことから、言い聞かせても効き目のないことを「牛に経文」と言うようになった。対象が「牛」である理由は、古く