生意気の語源・由来
生意気の「意気」は、「意気揚々」や「意気込み」などと使われるように、「やる気」や「心構え」のこと。生意気の「生」は、「生煮え」「生乾き」というように、中途半端な状態や十分に熟していない状態を表す接
生意気の「意気」は、「意気揚々」や「意気込み」などと使われるように、「やる気」や「心構え」のこと。生意気の「生」は、「生煮え」「生乾き」というように、中途半端な状態や十分に熟していない状態を表す接
カツオは、「カタシ(堅し)」の「カタ」に「ウヲ(魚)」で「カタウヲ」となり、転じて「カツヲ(カツオ)」になったといわれる。加工されていないカツオは、鎌倉時代まで低級な魚として扱われ、主に干し固めて
素敵は、江戸時代後期の江戸で俗的な流行語として、庶民の間で用いられ始めた。当初は「すてき」とひらがな書きが多く、「程度の甚だしいさま」「並はずれたさま」の意味で使われていた。明治頃から現在の意
立派の語源には、僧が一派を立てる意味の「立派」に由来する説と、仏教語の「立破文明」に由来する説がある。僧が一派を立てる説は、もとの流派から分かれて一つの派を立てることは容易ではないため、優れている
サバは歯が小さいことから、「小歯(さば)」や「狭歯(さば)」の意味、「セバキ(狭)」の略転などの説が有力とされている。多数で群れをなすことから、多いことを意味する古語「サハ」が濁音化して「サバ」に
バスは英語「bus」からの外来語で、「全ての人のための」を意味するラテン語「omnibus」を省略した語。現在では省略された「bus」が用いられるが、「omnibus(オムニバス)」で「乗り合い自
イルカの語源は、以下の通り諸説ある。1.イルカ漁をすると大量に血が流れ出て、辺り一面が血の臭いになることから、「チノカ(血臭)」が転じたとする説。2.「行く」を意味する「ユルキ」が転じたとする
満を持すは、『史記(李将軍列伝)』による出典。「満」は「みちること」「いっぱいになること」を意味する語だが、ここでは「弓をいっぱいに引きしぼること」を意味し、「持す」は「保つ」を意味する。満を
貫禄の「貫」は、中世以降に田地に用いた単位で、収穫高を銭に換算し、表にしたもの。室町時代には、武家の知行する石高、いわゆる「知行高(ちぎょうだか)」を表示するのに用いられた。「禄」は、官に仕え
「お転婆(御転婆)」と書くのは当て字で、語源は諸説ある。「馴らすことのできない」という意味のオランダ語「ontembaar(オンテンバール)」が訛って、「おてんば」になったとする説。女の子が出
村八分は、江戸時代から行われた習慣である。村八分の「八分」とは、十分ある交際のうち、葬式と火事の際の消火活動の二分以外は付き合わないという意味からで、のけ者にすることを「八分する」とも言った。
つらつらの語源は「連々」で、途絶えず続く意味から転じ、じっと見つめたり、深く考えるさまを表すようになったと考えられている。『万葉集』の「巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ偲はな巨勢の春野を」が、じ