つらつらの語源・由来

つらつらの語源は「連々」で、途絶えず続く意味から転じ、じっと見つめたり、深く考えるさまを表すようになったと考えられている。
『万葉集』の「巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ偲はな巨勢の春野を」が、じっと見つめるさまの意味と、「連々」の意味の二通りの解釈があるのも、そのためと思われる。
江戸時代には、「ぐっすり」と同様の意味で「つらつら」が使われている。

つらつらの漢字は、「熱(熟々)」や「倩」と書く。
「熱」は「熟考」や「熟視」など、「十分に」「よくよく」といった意味からの当て字。
「倩」の表記は『平家物語』などの影響を受けた文学作品に見られるが、「美しい」や「婿」を意味する漢字で、じっくり考えたり見たりするさまの意味には繋がらず、なぜ「つらつら」の当て字となったかは不明である。

出典:語源由来辞典

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