ダサいの語源・由来 – 言葉の変遷と意味の複雑性
「ダサい」の語源については、一般的には「田舎」を指す方言「だしゃ」が形容詞化され、「だしゃい」や「だしゃ臭い」と変化し、「ダサい」となったとされる説があります。しかし、実際には方言で「だしゃー」と表現
「ダサい」の語源については、一般的には「田舎」を指す方言「だしゃ」が形容詞化され、「だしゃい」や「だしゃ臭い」と変化し、「ダサい」となったとされる説があります。しかし、実際には方言で「だしゃー」と表現
野暮は、遊郭などの事情に疎いことを意味していたが、その意味が転じ、洗練されていないことを広く意味するようになった。野暮の語源には、田舎者を意味する「野夫」が転じたとする説と、雅楽の楽器「笙(しょう
狼藉は、中国の通史『史記 滑稽列伝』に由来する漢語である。「藉」には「敷く」や「踏む」「雑」などの意味があり、狼藉はオオカミが寝るために敷いた草の乱れた様子から、物が散らかっている様子を意味した。
びろうは、「馬鹿げていること」「愚かなさま」を意味する和語「をこ(痴)」に「尾籠」の漢字を当て、それを音読みした和製漢語。「をこ」の当て字として「尾籠」が用いられるようになったのは鎌倉時代以降で、
みすぼらしいは「みすぼらし」の口語で、「身窄らし」もしくは「見窄らし」が語源である。「窄らし(すぼらし)は、「狭くなる」「縮む」「小さくなる」を意味する動詞「すぼる(窄る)」の形容詞形。みすぼ
ハレンチは、漢字で「破廉恥」と表記するとおり、廉恥を破ること。廉恥の「廉」は「潔い」「けじめ」といった意味を持つ言葉で、「廉恥」はいさぎよく恥じる心が強いことを意味する。「廉恥」に「破」がつい
「だらしない」は、「しだらない」という同じ意味の形容詞「しだらない」の音節順序を入れ替えた言葉です。「しだらない」の「しだら」には、「自堕落(じだらく)」が訛ったとする説や、「ふしだら」の「しだら
浅ましいは、「意外なことに驚きあきれる」「びっくりする」という意味を表す動詞「あさむ」の形容詞形。本来、浅ましいは「意外だ」「驚くべきさまだ」といった意味で、良い場合にも悪い場合にも用いられた。
みっともないは、中世に使われた「見たくもなし」がウ音便化されて「見たうもなし」となり、「見とうもない」「見ともない」と変化した。近世後期、さらに促音が挿入されて「みっともない」となった。みっと
がさつは、動詞「がさつく」が形容動詞化した語であろう。がさつくは、擬音語「ガサガサ」の「ガサ」と動詞「つく」の複合語で、がさがさ音がするという意味から、言動が粗く落ち着きがない様子も意味する。
はしたないは、数が揃わないことや半端なことを表す「はした」に、形容詞をつくる接尾語「ない(古くはナシ)」が付いた語で、元々は「中途半端なさま」をいった。そこから、「どっちつかずで収まりが悪い」「き
裏目に出るの「裏目」は、サイコロを振って出た目の裏側の目のこと。サイコロの面は、表が「1」であれば裏は「6」、表が「2」であれば裏は「5」というように、表裏が奇数と偶数になっており、サイコロ賭博で