堂々巡りの語源・由来
堂々巡りは、信徒や僧侶が願い事を叶えるために、神社や寺のお堂の周りを何度も回る儀式のことを言った。そこから、同じことを繰り返し続けることを「堂々巡り」と言うようになった。堂々巡りの語源には、京
堂々巡りは、信徒や僧侶が願い事を叶えるために、神社や寺のお堂の周りを何度も回る儀式のことを言った。そこから、同じことを繰り返し続けることを「堂々巡り」と言うようになった。堂々巡りの語源には、京
ひっぱりだこは、タコの干物を作る際、足を四方八方に広げて干された形に由来する。昔はその形から、はりつけの刑やその罪人を表す言葉として「ひっぱりだこ」が使われていたが、いつしか現在の意味に変化してい
古くは「お家の芸」と言っていたものが、略されて「お家芸」となった。お家芸は、能・狂言・歌舞伎・浄瑠璃などの伝統芸能で、宗家や家元の家に代々伝わる独自の芸のことで、歌舞伎でいえば市川家(成田屋)の『
ポテトは、「じゃがいも」を意味する英語「potato」からだが、その語源は「さつまいも」にある。タノイ族の言葉で「さつまいも」を指した「batata」がスペイン語に入り、「batata」や「pat
アンカーは、英語「anchor」からの外来語で、「曲がった」を意味する「ank」に由来する。船の錨を意味する「アンカー」が、リレー競技で最後の走者や泳者を呼ぶようになったのは、綱引きで使われていた
段ボールは1856年のイギリスで、シルクハットの内側の汗を吸収するために開発されたものであった。それがアメリカでガラス製品の包装に使用され、包装資材として利用されるようになり、1800年代後半には
「埒が明かない」の「埒(らち)」は、元々は囲いや仕切りを指し、主に馬場周辺の柵を指していました。この言葉はもともと、「物事の決まりがつく」「かたがつく」といった意味で「埒が明く(らちがあく)」と使われ
アホウドリは別名を「馬鹿鳥(バカドリ)」というように、阿呆な鳥の意味で名付けられた。この鳥が「阿呆」と呼ばれるのは、無人島を繁殖地にしているため、人を恐れず、容易に捕まえられる愚鈍なところからや、
モテるは、「持つ」の可能動詞「持てる(持つことができる)」が語源である。江戸時代の吉原遊郭で使い始められた言葉で、遊女が好意を持つことができる客の意味からと思われる。広く一般に使われるようにな
現代のきんつばは四角形のものが多いが、昔は日本刀の鍔のように丸く平らな形をしていたことから、この名前がある。鍔の形の菓子を作るのは、唐菓子にヒントを得たものと考えられている。きんつばの「きん(
江戸中期の歌舞伎から出た言葉で、本来の読みは「じゅうはちばん」。七代目市川団十郎が、市川家代々の芸である十八種類を選定した『歌舞伎十八番(歌舞妓狂言組十八番)』を天保3年(1832年)の3月に発表
中国では、生姜を「薑」と書き、生のものを「生薑」、干したものは「乾薑」という。このうち、生の生姜を表す「生薑」を音読みした「シャウキャウ(シャウカウ)」が転じ、日本では「ショウガ」と呼ばれるように