判官贔屓の語源・由来
判官とは平安時代に置かれた検非違使の尉のことだが、判官贔屓の「判官」は「九郎判官」と呼ばれた源義経を指す。平家討伐に功績のあった義経は、人々から賞賛されたが、兄の頼朝に憎まれた。奥州平泉に逃げ
判官とは平安時代に置かれた検非違使の尉のことだが、判官贔屓の「判官」は「九郎判官」と呼ばれた源義経を指す。平家討伐に功績のあった義経は、人々から賞賛されたが、兄の頼朝に憎まれた。奥州平泉に逃げ
元々、楽屋は「樂之屋(楽之屋)」といい、舞楽で楽人が演奏するため場所のことであった。楽屋は舞台の裏にあり、舞人が装束を着用たり、楽器を置いたりするための場所でもあった。能楽などでは舞台で演奏す
「馬の骨」の語源は、中国で役に立たないものを指す言葉「一に鶏肋(けいろく)、二に馬骨」に由来しています。「鶏肋」は小さすぎて使い物にならないニワトリの肋骨を指し、「馬骨」は大きすぎて処分にも困る馬の骨
お払い箱は、本来「お祓い箱」と書き、伊勢神宮で御師が檀家に配ったお祓いの札を入れておく箱を意味した。「お祓い箱」は毎年新しい札に取り替えられて不要になるため、「お祓い」と「お払い」をもじって、不要
くだを巻くの「くだ(管)」とは、機織りで糸を紡ぐときに用いる軸のこと。これを「糸繰車(いとくりぐるま)」に差して糸を巻くと、「ぶうんぶうん」と単調な音が鳴る。その管巻きの音や糸を巻く動作が、酒
ブートレグは、英語「bootleg」からの外来語。本来、「bootleg」は「密造酒」や「密売酒」を意味した言葉だが、転じて海賊盤も意味するようになった。「bootleg」は「boot(ブーツ
指南は、古代中国の方角を指し示す車「指南車」に由来する。指南車は、歯車の仕掛けで車の上に備え付けた人形の指が、常に南を向くように作られていたもの。7世紀後半には、日本でも指南車が作られていた。
勇み足は、相撲の決まり手のひとつで、土俵際まで追い詰めながら、勢い余って自分から先に俵の外に足を踏み出してしまうこと。そこから転じて、やり過ぎて仕損じることを「勇み足」と言うようになった。勇み
ばつが悪いの「ばつ」は、その場の具合や調子を意味し、「ばつを合わせる」と言えば「話の辻褄を合わせる」「調子を合わせる」の意味である。この「ばつ」の語源には、「跋」の意味からと、「場都合」の略の説が
じゃんけんの「最初はグー」は、タレントの志村けんが考案したものである。飲み代の支払いをじゃんけんで決めようとしたが、みんなが酔っているためタイミングが合わず、リズムを合わせるために「違う違う、はい
青菜に塩の「青菜」は、ほうれん草や小松菜など緑色の葉菜のこと。生き生きした新鮮な青菜でも、塩をふりかけると水分を失ってしおれてしまうことから、急にしょげるさまを「青菜に塩」と言うようになった。
スイートルームの「スイート」は、「一続き」「一組」「一揃い」を意味する英語「suite」である。この「suite」は音楽の組曲も意味し、服の「suit(スーツ)」とも語系は同じである。ただし、