くだを巻くの語源・由来

くだを巻くの「くだ(管)」とは、機織りで糸を紡ぐときに用いる軸のこと。
これを「糸繰車(いとくりぐるま)」に差して糸を巻くと、「ぶうんぶうん」と単調な音が鳴る。
その管巻きの音や糸を巻く動作が、酒に酔った人が同じことを繰り返し、くどくど言う姿に似ていることから、「くだを巻く」と形容されるようになった。
愚痴を撒き散らす印象から、「まく」を漢字で「撒く」と表記するのは誤りである。

出典:くだを巻く – 語源由来辞典

「管(くだ)」は、紡績に使う糸を巻きつける小さな軸のこと。
糸繰り車を回すときに出るぶんぶんという単調な音を、酔った人がくどくど言うのにたとえた慣用句。

出典:管を巻く – 故事ことわざ辞典

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