けしかけるの語源・由来
けしかけるは室町時代から見られる語で、この頃は、犬などを相手に向かわせる意味のみであった。「けし」は犬を煽り立てる時の掛け声「けしけし」で、その声をかけて相手に向かわせることを「けしかける」と言っ
けしかけるは室町時代から見られる語で、この頃は、犬などを相手に向かわせる意味のみであった。「けし」は犬を煽り立てる時の掛け声「けしけし」で、その声をかけて相手に向かわせることを「けしかける」と言っ
原種のギンモクセイが白い花をつけるのに対し、この種は橙黄色の花をつけることから「キンモクセイ」の名が付いた。「モクセイ」は漢名「木犀」の音読みで、樹皮が動物のサイの皮に似ている木の意味といわれる。
コスモスは、英語「cosmos」からの外来語。「cosmos」は、ギリシャ語で「秩序」「調和」を意味する「kosmos」に由来する。「秩序立って統一している」というところから、「宇宙」や「世界
衣類のボタンはポルトガル語の「botão」から。スイッチのボタンは英語「button」からの外来語である。「botão」と「button」は同源で、花のつぼみを意味する古代ゲルマン語の「butto
「狗」は「犬」のことで、走狗は狩猟で鳥や獣を追い立てるのに使う猟犬が原義。猟犬は善悪など考えず飼い主の指示に従い、鳥や獣を追うことから、他人の手先となって使われる者を「走狗」と呼ぶようになった。
ニホンオオカミは、明治38年(1905年)に奈良県で捕獲されたのを最後に絶滅したが、日本では昔から、オオカミが山神の使いとして敬われており、語源は「大神」の意味からと考えられている。また、神は信仰
コスモスは、英語「cosmos」からの外来語。「cosmos」は、ギリシャ語で「秩序」「調和」を意味する「kosmos」に由来する。秩序正しく調和のとれたものは美しいことから、「cosmos」
いざよいの語源は、「ためらう」「躊躇する」を意味する動詞「いざよう」の連用形が名詞化したもの。旧暦16日の月の出は、15日(十五夜)の満月の月に比べてやや遅いところから、月がためらっていると見立て
お前は、「前」に接頭語の「御(お)」が付いた語。元々、お前は神仏や貴人の前を敬っていう語で、現在でも「みまえ(御前)」や「おんまえ(御前)」は、神仏の前をいう語として用いられている。のちに、貴
漢字の「泥棒」は、当て字。泥棒の語源は諸説あるが、無理に奪う意味の「押し取り」に人を意味する「坊」が付いて「押し取り坊」となり、転訛して「どろぼう」になったとする説や、「取り奪う」が転じて「どろぼ
「朝飯前」は文字通り、朝食を摂る前の状態を指します。朝食前は空腹であり、時間も制約があるため、簡単な仕事しかできません。特に江戸時代中頃までは一日に二回の食事が一般的であり、朝食前には十分な栄養が摂れ
カラットは、英語「carat」「karat」からの外来語で、いずれも古代ギリシャ語で「イナゴマメ」を意味する「keration」に由来する。「keration」は「小さな角」を意味する「keras