卯(卯年)の語源・由来
漢字の「卯」は、門を無理に押し開けて中に入り込むさまを表した字で、「冒(おかす)」と同系の語。『漢書 律暦志』では、「おおう」を意味する「冒」で、草木が伸び出て地面を覆うようになった状態を表すと解
漢字の「卯」は、門を無理に押し開けて中に入り込むさまを表した字で、「冒(おかす)」と同系の語。『漢書 律暦志』では、「おおう」を意味する「冒」で、草木が伸び出て地面を覆うようになった状態を表すと解
ボラは成長するにつれて名前が変わる出世魚で、めでたい魚なので「名吉」の意味から付いた名といわれる。古くから、ナヨシは正月のしめ縄に挿して祝ったり、七五三の祝いに用いるなど、めでたい魚とされており、
このことわざの前半の「ミイラ」と後半の「ミイラ」は、異なるものである。ミイラ取りの「ミイラ」は、アラビアやエジプトなどで死体に塗る防腐剤のことで、この粉末が不老長寿の薬として珍重された。ミイラ
ひもじいは、空腹を意味する名詞「ひ文字(ひもじ)」が形容詞化した語である。ひ文字は、形容詞「ひだるし」の文字詞(もじことば)で、19世紀初頭の『続膝栗毛』に「ひもじき時のまづいものなし」の例がある
愛媛は、県成立時に新たに命名された地名。愛媛の地は伊予国全域にあたり、『古事記』の国生みの条にある「伊予国は愛比売と謂ひ」にちなんで「えひめ」と名付けられた。由来となる「愛比売」は、織物の盛ん
伊達巻きの語源には、伊達政宗が好物だったとする説。色や形が華やかで、おせちなど晴れがましい料理に用いられるところから、「伊達な(派手な)巻き卵」の意味で「伊達巻き」になったとする説。帯を締める
「タイマン」は「一対一」を指す言葉であり、その語源は「マンツーマン(man-to-man)」の変形である「マン対マン」に由来していると考えられます。同様に「対マン」とも表記されることがあります。この表
「折り紙付き」の「折り紙」という言葉は、元々は紙を横半分に折った文書を指し、平安末期には公式文書や贈呈品の目録として用いられていました。江戸時代に入ると、美術品や刀剣などの鑑定書も「折り紙」と呼ばれ、
華甲の「華」の字を分解すると、「十」が六つと一つの「一」になり、「61」を表している。華甲の「甲」は「甲子(きのえね)」で、干支(十干十二支)の最初を指している。そこから、還暦と同じく、数え年
古希は、中国唐代の詩人 杜甫の『曲江詩』にある「人生七十古来稀なり」という詩句に由来する。「稀」と「希」は同義語で、70歳まで生きることは古来まれという長寿の祝いである。古く、長寿の祝いは40
ニッカポッカは、英語「knickerbockers」からの外来語である。「knickerbockers」は、『ニューヨークの歴史』の著者ワシントン・アーヴィングのペンネーム「Diedrich Kn
出典は『韓非子(説難)』。逆鱗に触れるの「逆鱗」とは、竜のあごの下にある一枚の逆さまに生えた鱗のこと。この鱗に触れると、普段はおとなしい竜が怒り、必ず殺されるという伝説から、天子の怒りを買うこ