目から鱗が落ちるの語源・由来

目から鱗が落ちるは、キリストの奇跡により盲目の男の目が見えるようになったという、新約聖書『使徒行伝』第九章の「直ちに彼の目より鱗のごときもの落ちて見ることを得」から生まれた言葉である。
本来、目から鱗が落ちるは、誤りを悟り、迷いから覚める意味で使われていた。

出典:目から鱗が落ちる – 語源由来辞典

鱗で目をふさがれた状態のように、よく見えなかったものが、急にその鱗が落ちて鮮明に見えるようになったということ。
『新約聖書』使徒行伝・第九章にある「The scales fall from one’s eyes.」という言葉に由来する。
キリスト教を迫害していたサウロの目が見えなくなったとき、イエス・キリストがキリスト教徒に語りかけ、サウロを助けるようにとキリスト教徒のアナニヤに指示した。
アナニヤがサウロの上に手を置くと、サウロは目が見えるようになり、このときサウロは「目から鱗のようなものが落ちた」と言っている。

出典:目から鱗が落ちる – 故事ことわざ辞典

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