ずぼらの言葉の起源と由来 – 非凡な語の背後に潜む歴史
「ずぼら」の語源は、近世の上方方言に由来し、「ずんべらぼん」「ずんぼらぼん」などの表現が用いられました。これらの言葉は、凸凹や突き出した部分がなく、「つるつるなさま」や「のっぺりとしたさま」を指してい
「ずぼら」の語源は、近世の上方方言に由来し、「ずんべらぼん」「ずんぼらぼん」などの表現が用いられました。これらの言葉は、凸凹や突き出した部分がなく、「つるつるなさま」や「のっぺりとしたさま」を指してい
あっぱれは「哀れ(あわれ)」と同源で、感動詞「あはれ」が促音化した語である。「あはれ」は感動語「あは」に接尾語の「れ」が付いたもので、喜びも悲しみも含めて、心の底から湧き出る感情の全てを表す語であ
ユーモアは、英語「humor」からの外来語。「humor」は、「湿気」「体液」を意味するラテン語「フモール」に由来し、中世の医学用語として「ユーモア」の語は用いられていた。中世の医学では、4種
心の語源には、「凝々(こりこり)」「凝々(ころころ)」「凝る(こごる)」などから転じたとする、「凝」に絡めた説が多くあるが、正確な語源は未詳である。漢字の「心」は心臓の形をかたどったもので、中国語
色の紫は、植物のムラサキの根に含まれる色素によって染められた色で、植物名が染色名に転用されたものである。植物のムラサキが群れて咲くことから「群れ咲き」の意味とする説と、花の色がムラになって咲くこと
東屋の「東」は、都から見て東方に位置する地域のことで、「東人(あずまびと)」といえば軽蔑の意味を含めて「東国の人」「田舎者」を表す。東屋(あずまや)は、「東国風のひなびた家」や「田舎風の粗末な家」
猿の語源には非常に多くの説があるが、中でも有力と考えられているのは、獣の中では知恵が勝っていることから「マサル(勝る)」の意味とする説である。その他、アイヌ語で「サロ」、また、尻尾をもつものを「サ
醍醐味は元仏教語で、「醍醐」とは牛や羊の乳を精製した濃厚で甘みのある液汁のことである。仏教では、乳を精製する過程の五段階を「五味」と言い、「乳(にゅう)」「酪(らく)」「生酥(しようそ)」「熟酥(
雪隠とは、トイレのこと。昔の家のトイレは、家屋の隅にあることが多かったことから、将棋盤の隅を「雪隠」にたとえ、王将を隅に追い込んで詰めることを「雪隠詰め」と言うようになった。この将棋用語が転じ
虎穴に入らずんば虎子を得ずの出典は『後漢書』の班超伝で、匈奴との戦いで危機に陥った際、後漢の班超が部下に言って勇気づけ、匈奴に突撃させた際の言葉に由来する。危険を冒して虎穴(虎が棲む洞穴)に入らな
居丈高の「居」は、「居る」のこと。居るは「その場所に存在する」の意味で用いられる動詞だが、元々は「座る」を意味する。「丈」は、背丈のこと。つまり、居丈高は「座った時の背が高いこと」が本来の
高飛車は将棋で、飛車を自陣の前方に高く進める戦法のことで、敵陣を威圧する攻撃的な陣形となる。また、現代では高飛車でも勝てる戦法が出てきたが、飛車を高い位置に置くと負けやすく、普通はしない戦法であっ