ヒバリの語源・由来
ヒバリは奈良時代から見られる名で、晴れた日に空高くのぼり鳴くところから、「日晴(ひはる)」の意味が定説となっている。しかし、ヒバリの鳴き声を模した表現には「ピーチュク」「ピーパル」「ピーピーカラカ
ヒバリは奈良時代から見られる名で、晴れた日に空高くのぼり鳴くところから、「日晴(ひはる)」の意味が定説となっている。しかし、ヒバリの鳴き声を模した表現には「ピーチュク」「ピーパル」「ピーピーカラカ
カルダモンは、英語「cardamom」からの外来語。「cardamom」を辿ると、ギリシャ語の「kardamamomon」が短縮されて「kardamome」となり、ラテン語で「cardamomum
レンギョウは、漢名「連翹」の音読み。ただし、レンギョウの中国名は「黄寿丹」で、「連翹」は「トモエソウ」か「オトギリソウ」を指す名前である。伝来時にこの種を誤って「連翹」としたことから、日本では
カッコウは、「カッコー、カッコー」と聞こえる、その鳴き声に由来する名前。中国では「郭公」、イギリスでは「cuckoo」、フランスでは「coucou」、ドイツでは「kuckuck」、オランダでは「k
ムササビは胴体が小さいことから、「ミササビ(身細)」の意味とする説がある。これは飛膜を広げた時と比較したものだが、鳥でもないのに飛ぶ動物を見て、体の小ささを名前とするか疑問である。古くは「ムザ
ディルは、英語「dill」からの外来語。「dill(ディル)」の語源には、古い印欧語で「なだめる」「穏やかにする」を意味する「dilla」に由来する説。古い印欧語で「花が咲く」「緑である」「青
エニシダはラテン語で「genista(ゲニスタ)」と言い、これがスペイン語に入って「hiniesta(イニエスタ)」となった。「イニエスタ」が日本語に入って「エニスタ」と呼ばれるようになり、更に変
ビワが初めて文献に登場するのは、2世紀頃に書かれた中国の語学書『釈名』で、「推手前日批、引手却日把」とある。これは、枇杷の「批(琵)」と「把(琶)」の意味が演奏方法にあることを述べたもので、元々は
アザミの語源には、沖縄の八重山方言で「トゲ」を意味する「アザ」に、植物名に多い接尾語「ミ」が付いたとする説や、アザミの花の色は、紫と白とで交たる(あざみたるところからとする説。「アラサシモチ(粗刺
オダマキは、つむいだ麻糸を空洞の玉のように巻いた「苧環」に由来する。オダマキの花は内側に曲がって満開せず、丸みのある形をしていることから、「苧環」に見立てられて付いた名前である。また、オダマキ
アイナメの語源には、アユのように滑らかなので「アユナメ(鮎滑)」が転じたとする説と、アユに似ていることから、「アユナミ(鮎並)」が転じたとする説がある。滑らかな魚は、アユとアイナメだけではないので
わかめの「め」は、海藻の総称「メ(海布)」のことで、「モ(藻)」に通じる語。わかめの「わか」は、羽状に分裂した姿から、新生であることを表す「ワカ(若)」や、分かれ出た意味の「ワカ(分)」である。