勘定の語源・由来
勘定の「勘」は「考える」、「定」は「決める」の意味。漢語では、「いろいろ考え合わせたあげくの結論」の意味で「勘定」が使われていた。古くは日本でも同様の意味で用いられたが、平安時代から物や金銭を
勘定の「勘」は「考える」、「定」は「決める」の意味。漢語では、「いろいろ考え合わせたあげくの結論」の意味で「勘定」が使われていた。古くは日本でも同様の意味で用いられたが、平安時代から物や金銭を
ローストは、英語「roast」からの外来語。「あぶり焼き」を意味するゲルマン祖語の「raustjan」が、12世紀にゲルマン系のフランク語「rostir(ロスティール)」となり、13世紀に英語に入
ハウンド(hound)は、インド・ヨーロッパ語族の言語であるゴート語で「犬」を意味する「hunds」に由来する。「hunds」が古英語で「hund」になり、「猟犬」を意味する「hound」になった
左うちわは、一般的に、利き手が右手であることから生じた言葉。利き手でない左手を使い、うちわや扇でゆっくりあおぐ姿は、あくせく働く必要がなく、ゆったりした生活を送っているよう見える。そのため、「
アーメンという言葉は、その語源がヘブライ語の「amen」であり、「まことに、ほんとうに」という意味を持っています。この表現は「まことに、かくあれかし」として用いられ、特にキリスト教の祈りや告白で、「主
腹いせの語源には、「腹を居させる」の意味とする説がある。「居させる」というのは、立てた腹を「座らせる(しずめる)」という意味だが、「さ」が脱落する理由が不明、「居せる」という動詞の使用例がないなど
轟くの語源には、「遠く驚く」の意味からとする説もあるが、音が大きく響き渡るさまを表す「とどろ」に、接尾語の「く」が付いて動詞化した語である。遠くでかみなりが鳴ったり、連続して太鼓が鳴り響く低い音を
人にへつらって機嫌を取る人を「太鼓持ち」と言うようになったのは、宴席などで席を取り持つ職業の「太鼓持ち」からである。しかし、太鼓も持たないこの職業が、「太鼓持ち」と呼ばれるようになった由来は定かで
ハッスルは、英語「hustle」からの外来語で、「振る」を意味するオランダ語に由来する。昭和38年(1963年)の春、プロ野球の阪神タイガースが米軍キャンプへ行った際に日本へ持ち帰った言葉で、「ハ
オッスは、戦前、京都にあった武道専門学校の生徒の間から生まれた言葉で、「おはようございます」の略。「おはようございます」が「おはよーっす」となり、「おわーす」「おす」と変化していった。その「お
目論見は近世から見られる語で、動詞「もくろむ(目論む)」の連用形の名詞化。もくろむは、囲碁で対局中に目を計算することをいい、そこから、物事を企てることや計画する意味となった。「もく」は碁盤の目
如才は本来「如在」と書くが、「在」の漢音が「さい」であることから、誤って「如才」と書くようになった。如在は、『論語』の「祭如在、祭神如神在(祭ることいますが如くし、神を祭ること神いますが如くす)」