やけどの語源・由来
やけどを漢字で「火傷」と表記するのは、意味からの当て字。やけどの「やけ」は「焼け」、「ど」は「所」「場所」などを意味する「処」で、「焼け処」が語源である。井原西鶴の浮世草子『好色二代男』に「脇
やけどを漢字で「火傷」と表記するのは、意味からの当て字。やけどの「やけ」は「焼け」、「ど」は「所」「場所」などを意味する「処」で、「焼け処」が語源である。井原西鶴の浮世草子『好色二代男』に「脇
ゴールドは、インド・ヨーロッパ語で「輝く」を意味する「ghel」が「黄金」の意味で用いられ、英語で「gold」となった。「ghel」が「輝く」を意味するようになった由来は定かではないが、日本語の「
ロケットは、英語「rocket」からの外来語。英語「rocket」の語源は、イタリア語で「糸巻き」を意味する「rocchetto」に由来する。イタリアで打ち上げられたロケット花火の形状が、機織
レンガは西洋建築に多く見られることや、カタカナ表記されることが多いため、漢字の「煉瓦」は当て字と思われることもあるが、英語では「brick」という。中国では紀元前5000年頃からレンガが建築用にさ
ラズベリーは、英語「raspberry」からの外来語。「berry」は、ストロベリーやブルーベリーの「ベリー」と同じく、「小さい果実」を意味する。「ラスプ(rasp)」の語源は分かっていないが
ラクトアイスは、「lacto(ラクト)」と「ice(アイス)」からなる和製英語。「lacto(ラクト)」は、「乳」を意味するラテン語「lac(lacto)」に由来する語。「乳糖」を意味する英語
フォアグラは、フランス語「foie gras」に由来する。フォアグラの「フォア(foie)」は肝臓を意味し、「グラ(gras)」は「太った」「脂肪性の」という意味である。1世紀初頭の古期ラテン
ヒノキは精油を含み、火がつきやすい硬さであるあため、この木の摩擦で火を起こしたことから、「火の木」の意味とする説が多く見られる。しかし、上代特殊仮名遣いで「火」は乙類、ヒノキの「ヒ」は甲類であるた
壺は丸くふくらんでいるので、「つぶら」「粒」など丸いものを表す「つぶ」に通じる。しかし、古形は「つほ」なので、濁音の「つぶら」から清音の「つほ」が生じ、濁音に戻ったという点に疑問が残り、同語系と考
コンテは、1795年にフランス人のニコラス・ジャック・コンテが発明したことから、この名がある。N.J.コンテが発明したのは、粘土と黒鉛を混ぜて高温で焼き固めて芯を作ったもので、発明の際、粘土と黒鉛
足の指の先を「爪先(つまさき)」と言うように、爪の語源は、「縁(へり・ふち)」「際(きわ)」など物の「はし」を意味する「端(つま)」で、「指の端」の意味である。指などで挟んで持つ意味の動詞「つまむ
唇は、口のふちにあることから「くちへり(口縁)」の転か、「くちへら(口辺)」の意味と考えられている。上代には清音で「クチヒル」と言っていたようで、奈良時代の仏典には「脣」に「久知比流」の訓が見られ